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吉村規子

小学生の潜在能力を引き出すこども脳教育トレーナー

吉村規子(よしむらのりこ)

ILCHI Brain Up こども脳教育 奥沢教室

コラム

脳を満足させるとサッと集中する!

その他

2015年7月30日

昨晩NHKの番組を見ていたら、減塩のコツを伝えていました。面白い発見があったのでシェアします。

塩辛いものが好きな人にとって減塩食は不味い。だから続かない。
そこで、長野県のある病院で〈脳科学の観点〉から減塩食プログラム(1週間の入院)を初めて見たところ、殆どの人が1週間後には無理なく減塩食になったという。

その成功の秘訣とは、その人の好きなおかずは減塩しないこと。
好きなおかずって「おふくろの味」「あの店の味」というように記憶と重なっていて、その味に近くならないと脳が「不味い!」と判断する。すると、出されたすべての食事が不味く感じる。
けれど、好きなもの1品をしっかりした味にしてあげると、脳が「美味しい!」と満足して、他の副菜は減塩しても許容できるるという。
しかも、味にメリハリができることで、舌が繊細になり、一週間後には薄塩のものもしっかり味を感じられるのだそう。



それを見て、「子どもたちを集中させるときと同じだ!」と思いました。
夏休みになると、毎年幾つかの学校からサマースクールに呼んでいただくのですが、お手伝いに入ってくれた先生や保護者の方から「この子たちに、こんな集中力があったのですね!」と言われます。

      

別に特別なことはしていません。脳教育の原則にのっとって、まず体を使って子どもたちがワクワクするようにいっぱい遊ばせます。子どもたちが「楽しい!」と乗ってきたら(ただし、高学年になると全く体を動かそうとしない子も出てきて、そうなると次のステップが難しい)、80%は成功です。その後、動⇒静に移行し、外側に向いていた意識を内側に向かせて1つのことに集中させるだけです。脳が「楽しい」状態なので、楽しく集中できるのです。


ところが、、、
ときどき、お手伝いの先生に進行を邪魔されることがあります。教室の端からにらみを利かせて、最初から最後までずっと怒鳴り散らすのです。「〇〇さん、静かにしなさい!」「〇〇さん、態度が悪い!」「〇〇さん、声が聞こえませんっ!」遊ばせているのに・・・ 子どもたちはすねていくし、私の方も泣きたくなる。
これでは、楽しいはずのことが楽しくなくなる。イヤな気持ちになっているのを無理矢理集中させたら、それは苦行になる。

先生は、これが教育と思っていらっしゃるんだろうけれど、これでは子どもたちは集中できないだろうな。脅して黙らせるのが目に見えるよう。静かにならないのは、子どもが悪いからだと勘違いしているのでしょう。
先生も、一生懸命やっているので悪い人ではない。だから、切ない。何かのきっかけで、変われたらいいなあと願うばかりです。

さて、他人のことはよく見えますが、私も自分の子にはつい口うるさくなってこんなことをしてしまいがちです。
皆さんも、気をつけてくださいね。

子どもの集中力を高めたかったら、イヤな気分にさせない。
子どもが「集中するのが楽しい!」状態になるように工夫してみて下さい。




*集中して自分の感じたものを描く子どもたち⇓
    

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