中小企業に向け、売り上げアップにつながるSNSの活用法を伝授（1/3）

SNSの自社運用をかなえる人材育成をオンラインレッスンでサポート

　今や日常生活に欠かせないSNS。集客や販促ツールとして採用する企業でも「日々の更新に手がかかる」「何を打ち出せばいいのか分からない」などの理由で、外注するところは多いでしょう。

　「自社での運用をおすすめします」と話すのは、「ビジネスマーケティング推進機構」代表理事の柳井みうさん。SNSコンサルタントとして、LINEをはじめ、Twitter、Instagram、Facebookなどの活用をアドバイスしています。

　「外部に任せるのではなく、企業の〝中の人〟が発信すると、会社の愛が伝わりやすいものです。宣伝や当たり障りのない話題ではなく、商品の誕生秘話や開発にかける思いといった〝ならでは〟の魅力を届け、ファンを増やします」

　柳井さんは、中小企業におけるSNS実務者の育成に力を入れます。企業アカウントの開設から、投稿の頻度や内容、炎上などのリスク管理まで具体的なコツを伝授。公式アカウントへの登録などでリード（見込み客）を獲得し、商品のお試しやサービスの体験から消費行動につなげるノウハウをレクチャーします。
　「指導するのではなく、実際の投稿に対して細かく助言するなど、伴走型を心掛けています。メルマガなど事業に応じた顧客接点を創出し、成果へと導きます」

　実践力を養う1年間のオンラインレッスンは、パソコン初心者にも対応。個別のほかスクール形式があり、他社同士が交流を深めたり、互いに刺激し合ったりしているそうです。
　「モットーは、どこよりも親切で迅速なレスポンス。IT導入補助金の申請など資金面の相談にも応じます」

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