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市瀬晶子

丁寧な工程で上質な帽子を作る帽子デザイナー・職人

市瀬晶子(いちのせあきこ) / 帽子デザイナー

アトリエアキコ有限会社

市瀬晶子プロのご紹介

皇室帽子デザイナーだった父親の後を継ぎながら、時代に合った上質な帽子を作る(1/3)

丁寧な工程で上質な帽子を作る帽子デザイナー・職人 市瀬晶子さん

「型」から作る製法で、かぶり心地の良さを実現する

 帽子専門店「アトリエ アキコ」は、新宿・上落合の閑静な住宅街にあります。市瀬晶子さんは、デザイナー兼職人。この道34年のベテランです。フォーマル、ウエディング、カジュアルなどさまざまなタイプの婦人帽子、紳士帽子のオーダーメイドを取り扱う一方、三越伊勢丹等の百貨店向けに『AKIKO.I』『A・I』というブランド製品の卸販売や、皇室帽子も担当します。デザイン、型作り、成型、縫製、装飾まで、帽子に必要なものはすべてアトリエ内で作るのがモットー。必要に応じて、布や糸を染めることもあるそうです。

 市瀬さんの父・廣夫氏は、美智子様の帽子を担当した皇室帽子デザイナーで、日本の帽子づくりの草分け的存在。戦後、パリの帽子の帝王と呼ばれたジャン・バルデ氏に師事し、帰国後、現在の場所にアトリエを開設。洗練されたデザインと確かな技術力で、“日本の匠”として、たびたびメディアにも登場しました。市瀬さんは廣夫氏の後継者であり、現在も皇室帽子は廣夫氏が創設した『IchiNose』ブランドを冠しています。

「父の作る帽子は、デザインがオーソドックスで、とてもきれいでした。でも、十代の頃は、私がかぶっても似合わないのが、どうしてだろうと思っていました。それは、かぶる人の顔立ちや人としての深みを引き出す帽子だからなんですよね」と市瀬さん。

 市瀬さんが得意とするのも、オーソドックスな帽子。要の帽子の「型」は、木型や金型を使わずに、バクラムという素材を使い、ハンドメイドで成形します。廣夫氏がフランスから持ち帰った技術で、市瀬さんに大切に継承されています。
「この緻密に作った型で、繊細なデザインの表現性が高まります。何より、かぶり心地は量販店のものと比べものにならないと思います」
 
 良質の素材と手をかけた工程も、かぶり心地の良さを支えます。例えば、帽子の内側を取り巻く“サイズリボン”の取り付けにしても、かぶっているときに心地良さを感じられる“手加減”があるそうです。それは、長年の経験で培われた“勘”といえるでしょう。

 オーダーメイドについては、「お客さまとじっくり話をして、心が通じ合って、初めて良い帽子ができる」と、デザインや用途、素材選びなどヒアリングを重視。フルオーダーの場合は、型づくりも行い、仮縫いでサイズの微調整をして、その人にぴったりの帽子を作り上げます。
「お客さまからは大変好評です。メンテナンスも承るので、手入れをしながら、何十年もご愛用くださっている方もいます」
 最近では、若い男性の顧客が増えているそうです。

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