まちの専門家をさがせるWebガイド マイベストプロ東京
田中康志

経営・事業を支援する広報・マーケティングアドバイザー

田中康志(たなかやすし)

アサインポスト

お電話での
お問い合わせ
080-3555-3768

コラム

広報を兼任する方から求められる広報の学び方①

広報の魅力

2018年8月10日 / 2018年10月18日更新

広報部門の強化や広報部員の育成のために起業に呼ばれることも多いのですが、最も声がかかるのが広報機能の立ち上げです。広報を始めるにあたりこれから広報を兼任する方とお会いするのですが、ほぼ全員が「何をしたらいいんでしょうか」そして「どんな勉強をしたらいいんでしょうか」とおっしゃいます。

何をしたらよいのかは、これから現状を把握するため、社内の状況をヒアリングし、これまでの社内ツールや社外向けツールなどを確認しなから、全体の広報戦略を策定し、広報を兼任しながら通常の業務を圧迫することがないような施策を考えます。そこで何をするかを理解してもらいます。もちろんこれらすべての準備活動にも調整役として参加してもらいつつ、レクチャーもしていきます。

では、どんな勉強をしたらよいのでしょうか。

これから広報を兼任する方の多くは、すでに経営陣から打診を受けていたり、よく「広報の方、お願いします」なんて問い合わせがあった際に対応していたりと、広報っぽい仕事の経験があります。

そんな彼らは勉強熱心で広報関連の書籍を読んでいたりします。メディアリストやプレスリリースなんて用語はもう知っています。しかし、作成した経験はないので、それには何のために作るのからしっかりサポートしていきます。

彼らが聞きたいのは、どんな視点でモノゴトをみればいいのか、どんな発想をすればいいのかをどう勉強すればいいのかなのです。

こう思った経験ありませんか。実際に広報担当であるあなたも上司や先輩に聞いたことありませんか。

適切な判断や効果が期待できる施策アイデアは経験を積むことでだんだんイメージできるようになります。こう言われたことありますよね。でもそれは求めていた回答ではないですよね。勉強したいと言っているのに、経験を積めではどうしていいかわかりません。

なにを勉強するすればいいかというと、私は「マーケティングとマネジメント」と答えています。

なんで広報を学びたいのにマーケティングとマネジメントなんだと思われますが、例えば製品広報ではマーケティング部門との関係が重要です。彼らの考えを理解することで広報活動がスムーズに進行します。広報だから発行部数が一番多い〇〇新聞にアプローチするといった短絡的な思考からも脱却できます。

実際「○○新聞以上の新聞はないから文句ないだろう」という広報と、「うちの商品は若い世代向けだから他に効果的なメディアがあるだろう」というマーケとの口喧嘩も多いのです。マーケティングを学ぶことで、両方の視点を持つことができれば、ターゲットへのベストなアプローチがイメージできるようになります。

最近は掲載や報道が獲得できても、そこに伝えたいメッセージが盛り込まれているかいないかが評価のポイントになっています。「伝えたいメッセージがない露出はただのノイズでしかない。雑音なら載らないほうがいい!」と言われることもあります。

広報はこれまで、発行部数が多い、視聴率が良い、広告換算の金額が高いメディアを優先的にアプローチする傾向にありましたが、「ターゲットへの効果」が求められる時代です。それにはマーケティングの知識が役に立ちます。より良い広報活動のためにも知っておくとよいですよ。

なぜマネジメントを学ぶとよいかは、また次回に。

ちょっとお知らせ

前回のコラムドラッカーさんの経営の教えは企業広報にも通じるを読んでいただいた方々から「安藤芳樹さんの講座はどこで受けられるんですか」とのお問い合わせをいただいています。
今回は8月22日(水)に開催が決まりました。
ご興味があるかたは
倍速!チャートで学ぶドラッカー思考力講座
でお申し込みください。
料金は10,000円です。
目からうろこのおもしろい講座です。
「よし、自分は間違ってなかった」「えっ~自分は甘かった~」という確認や発見が必ずあります。
なお、講座の最後に専門家による10分間個別コンサルティングを私も担当します。

この記事を書いたプロ

田中康志

田中康志(たなかやすし)

田中康志プロのその他のコンテンツ

Share

田中康志プロのその他のコンテンツ