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田中康志

経営・事業を支援する広報・マーケティングアドバイザー

田中康志(たなかやすし)

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コラム

このところ増えている「広報担当者の採用」の相談

企業ブランディング

2018年6月15日 / 2018年8月10日更新

「広報担当者を中途採用で募集しているけどいい人材がこないのはなんで?」と言われることが増えています。

ありがたいことに「いい人材がいないから替わりに来て」と声をかけていただけるのですが、そういうわけにもいかないので、お互い笑ってやり過ごします。

実際、どの企業も応募はそれなりにあるのです。選考基準に満たないため採用を見送り続けているのが現状です。

ではその選考基準はというと、かなりハイスペックな人材を求めています。でも若い人材が欲しい。つまり高い経験値の若い人材。それはちょっと難しいです。若い人材なら将来を見据え評価すべきですし、単純にベテランには興味がないでは採用は進みません。会社の広報ビジョンをしっかりと考えればどんな人材が必要であるかが明確になります。「よくわからないから基準を厳しく設定する」ではよい人材に巡り合える可能性は低くなります。

そこで今後応募があれば書類のチェックからサポートすることになりました。

また、絶対に年2回はテレビで特集されることを目標としているのでテレビ業界にコネクションがあることが条件の会社もありました。それで報酬はと聞くと年俸800万だそうです。「採用された広報担当者が目標を達成できなければどうなるんですか」と聞くと「実力がないと判断するしかないでしょう。なので半年間は使用期間というか有期雇用として、番組を1本獲得してもらうことを条件にしています」とのこと。

そんな条件に手をあげる人のイメージがつきません。

会社の目標を優先するあまり本質を見失い、かつ非常識になってしまっています。応募者が面接に行ってこの条件を聞かされたら、きっとこの会社の質を問うでしょう。この採用基準を続ける限り良い人材が採用できないだけでなく、評判も下げることになってしまいます。この条件を見直さないとマイナスイメージがどんどん積みあがります。

思わず「その予算があるならテレビPR専門会社に委託してください。年2回なら予算内で収まる可能性が高く、また成功率も高いでしょう。年俸だけなく採用費用や保険等の間接経費まで考えると外注するほうが比較にならないくらいコストが少なく、生産性も高い」と進言しました。

昨日、人事コンサルタントと話したのですが「採用することが目的になってしまう人事も多く、企業によっては専門職ではなく、他部署から見放されて仕方なく人事をやっている人もいます」とのこと。

採用はマネジメントに大きくかかわると考えています。だた人材を採用してもマネジメントの外にいる人材では会社の損失ですし、採用された人も不幸です。

その部門が必要とする人材は、会社も必要な人材なのです。採用と離職を繰り返す会社は評判も高まりません。採用は会社の評判を高めるチャンスとして取り組んでくださいね。

ちょっとお知らせ

前回のコラムドラッカーさんの経営の教えは企業広報にも通じるを読んでいただいた方々から「安藤芳樹さんの講座はどこで受けられるんですか」との反響をいただいたので問い合わせたところ、7月1日に講座の予定があるとこのとです。
その講座の最後に専門家による10分間個別コンサルティングがあるのですが「そうだ、田中さんもコンサルに参加して」と。
ということで、私も参加することになりました。
ご興味があるかたは
世界一わかりやすいドラッカー実践講座
でお申し込みください。
料金は10,000円です。
目からうろこのおもしろい講座です。
「よし、自分は間違ってなかった」「えっ~自分は甘かった~」という確認や発見が必ずあります。

お会いできることを楽しみにしています。

この記事を書いたプロ

田中康志

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