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孤独について

2013年1月19日 公開 / 2013年1月24日更新

テーマ:渋谷で心理カウンセリング

コラムカテゴリ:メンタル・カウンセリング

早いもので年が明けてから2週間以上が過ぎました。

遅ればせながら明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

昨年12月半ばから久しぶりのコラムとなってしまいました。

その間何をしていたかというと、新しい仕事のスタートと自宅の引っ越しです。

不思議なもので環境や状態を変えようと思って動き始めると
一気に変化がやってくるのですよね。
「少しずつ・・・」とか「順番に・・・」などと思ってもそうなってはくれないのです。

この変化については、体験も含め整理ができたらまたこのコラムでも
きちんとお伝えしたいなと思っています。


さて、本日のテーマは「孤独」について。

年明け最初のテーマが孤独って・・・?!

と思うでしょうが、12月から1月にかけてはイベントが多く
楽しんでいる方が多い反面、そういったイベントに参加できず
または参加しても馴染めずに孤独感が増す方も少なくないのです。

「孤独」の感じ方は大きく2つの形に分けられます。

まず、とにかく物理的にひとりでいることが寂しい!!という場合。

クリスマスに恋人がいない・お正月に一緒に過ごす家族がいないなど
ある意味わかりやすい孤独感です。
この場合、「他人は自分を理解してくれる、自分も相手を理解できる」と
信じていますし、人は一人ではないとも信じている状態です。
恋人が出来たり、家族が出来れば解消できるレベルといえます。

もう一つは誰かと一緒にいても「分かり合えない」「理解し合えない」
と感じて寂しいという場合。

この場合は、「なかなか巡り会えないけれど、分かり合える相手がどこかにいるはず・・・」
と自分をわかってくれる・理解してくれる人やグループを探していきますが、
何もかも分かり合える相手はいるはずもなく、最悪の場合は人間関係に絶望していく
ことにもなります。

人は100%完全には分かり合えないもの。

例え一卵性双生児であっても1人として同じ人間はいないのですから、それは事実です。

その事実を認めた上で、絶望するのではなく、
努力して分かり合える部分を増やしていくことに価値があるのです。

そして、「孤独」をひとりを楽しむ時間として過ごすことが出来れば
個として自立した人間となる基礎となります。

人は100%完全には分かり合えないものという事実を認め
ひとりを楽しむこと・相手と分かり合える部分を増やしていくこと

孤独感で辛い思いをしている方は考え方を少し変えてみてはいかがでしょうか?

この記事を書いたプロ

斎藤せい子

気持ちと行動に変化を起こすカウンセラー

斎藤せい子(アルテミス・アレス)

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