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青山陽子

ジュエリーのリフォーム・リペア・オーダーメイドの専門家

青山陽子(あおやまようこ)

青山宝飾(東光企業株式会社)

コラム

「ブラックダイヤモンド」ってどんなダイヤ?

宝石にまつわるお話

2011年11月1日 / 2014年7月31日更新



ジュエリー・リモデル・カウンセラーの青山陽子です。
今日はブラックダイヤモンドについてお話させて頂こうと思います。


数年前から、ブラックダイヤモンドジュエリーの人気が高まっていますね。

以前からあるにはありましたが、流行し始めたのは、主に男性の芸能人や
スポーツ選手が、おしゃれ用に着け始めたころからだと思います。

首元に黒いラインがキラキラと・・・というネックレスを、
ご覧になられた事もおありかと思います。
もちろんメンズだけではなく、一般的な女性用のリングや他のアイテムにも
ブラックダイヤモンドが使われるようになりました。


では、そもそも、「ブラックダイヤモンド」とはどんなダイヤモンドなのでしょう?

ダイヤモンドというのは、、もともと「炭素」で構成されており、和名では
金剛石(こんごうせき)と呼ばれています。
ご存知のように、地球上で最も硬いとされている天然石です。

「炭素」で思い出すのは、真っ黒い炭や鉛筆の芯。これらも同じ炭素から出来ています。
ただ結晶構造が異なるために、「無色透明で硬いダイヤモンド」と「真黒で軟らかい黒鉛」という
大きな差が生まれるわけです。

では、黒いダイヤモンドは何かというと、生成過程でダイヤモンドになりきれなかった
黒鉛(グラファイト)や鉄鉱石等のインクルージョンが含有されていたりすると、
外観が黒色を帯びてしまいます。
つまり、品質的には決して良質のものではなく、今までは宝飾用というよりも、
主に工業用として使用されてきたものでした。

でも、それでもダイヤモンドですから、それなりのお値段は致します。
それに、現在は天然のブラックダイヤモンドはほとんど流通されておらず、
何らかの加工がされているものがほとんどです。

どのような加工(トリートメントと言いますが)をするかというと、
ダイヤモンドの中でも特に内包物やキズ(フラクチャー)が多いダイヤモンドを
高温加熱したり放射線照射(身体に害はありません)をすることによって、
内包物やキズが黒鉛化したり、化学変化を起こして色が変わるのです。
そして、それをカットして磨きあげ、独特の黒いキラキラした輝きが生まれます。


現在は外観がブラックダイヤモンドに非常によく似ている
ブラックスピネルやブラックトルマリン等もありますね。
このネックレス(当店商品)も外観はブラックダイヤモンドのように見えますが、
実はブラックスピネル。
品質の良いものでも、ブラックダイヤモンドのネックレスのお値段の
10分の1以下です。


ブラックダイヤモンドよりも随分リーズナブルなので、同じイメージのおしゃれを
気軽に楽しまれるにはよろしいかと思います。


※当店では、オーダージュエリー・ジュエリーリモデル・ご不要ジュエリーのお買い取り・
修理・メンテナンスをお承りしております。
ご相談は、メールやお電話にてどうぞお気軽にお尋ねくださいませ。
(店頭でのご相談はご予約制とさせていただきますのでご了承くださいませ)

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青山宝飾 / 青山 陽子 
G.I.A.(米国宝石学会)G.G.
JJA(日本ジュエリー協会)JC
ジュエリー・リモデル・カウンセラー
ジュエリーデザイナー

店舗HP http://www.aoyama21.co.jp
代表Mail info@aoyama21.co.jp
東京都港区東麻布2-18-5 TEL 03-3583-2797
営業時間 月~金 10:30~18:30 土10:30~17:00
定休日  日曜・祝日
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