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青山陽子

ジュエリーのリフォーム・リペア・オーダーメイドの専門家

青山陽子(あおやまようこ)

青山宝飾(東光企業株式会社)

コラム

パールは○○が苦手です

宝石にまつわるお話

2011年4月7日 / 2014年7月31日更新


こんにちは。ジュエリーリモデルカウンセラーでありジュエリーコーディネーターでもある青山陽子です。
今日は真珠について少しお話させて頂こうと思います。

ちょうど卒入学のシーズンですね。
引き出しから久しぶりに真珠のネックレスを出して、お着けになられた方もいらっしゃるかと思います。

また、これから本格的にブライダルシーズンでもあります。花嫁さんのジュエリーと言ったらやっぱり真珠。幸運を招くお守り代わりとしても、またお招きされる方も、フォーマルジュエリーとして身に着ける機会も多いかと思います。

そこで、真珠を身に着けるとき、また保存する時に気を付けて頂きたいことをお話ししたいと思います。

真珠が一番苦手とするもの・・・それば「酸」です。
酸に触れることは真珠の「光沢」を失う原因となり、ひどいときには真珠を溶かしてしまいます。
(以前、外国の方から糸替えをお受けした時に、真珠の形が「俵型」に変形していたのを見てビックリしたことがあります。その方はいつも肌身離さず身に着けていらしたそうなのですが、ということはシャワーも??せっけんも???  溶けてなくなってしまわない様にあわててお手入れについてお話したことは言うまでもありません。)

日常で「酸」というと、まず思い浮かぶのは「汗」。
特に汗をかきやすくなるこれからの時期には、こまめに拭くことで真珠の品質の「もち」が全く違ってくるのです。

「真珠が汗に弱いことは知っているわ」とおっしゃる方も、意外とネックレスやイヤリングをつけたまま香水やヘアスプレーを使っていませんか?
使用するときには外し、必ず乾いてから真珠を身に着けるようにして下さいね。
それからお食事のとき、真珠の指輪をつけた手でレモンを絞ったりしていませんか?飛び散ったレモンしぶきは、確実に真珠にダメージを与えます。
ジュースやドレッシングも気をつけた方がいいですね。

まさか、プールや温泉にネックレスを着けてお入りになる方はいらっしゃらないと思いますが、ピアスなどはうっかりしたままの方もたまに見かけます。これではいずれ「真珠が、ただの「白い珠」になってしまいます。

いずれにしてもいちばん大切なのは、しまう時に必ず「一拭き」をすること。
汚れがひどいときには、一度固く絞ったタオルなどで表面をぬぐってから、乾いた布でもう一度拭き、保管してください。
その「一拭き」が真珠の命である「光沢」のもちを左右するのです!
また、定期的に手に取られて見て、糸が緩くなっているようであれば糸替えの時期です。専門店に早めにお持ち下さいませ。
もちろん当店でも糸替えを承っていますので、お気軽にお申し付け下さい。
真珠は一生もののジュエリーですし、お手入れが行き届いていれば代々受け継がれていかれるものです。
お手元のネックレス、一度ゆっくり手に取られて、光沢が失われていないか、糸が緩んでいないか、是非確認してみてください。

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