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青山陽子

ジュエリーのリフォーム・リペア・オーダーメイドの専門家

青山陽子(あおやまようこ)

青山宝飾(東光企業株式会社)

コラム

今、私にできること ~ジュエリーを通して~

思うこと

2011年3月23日 / 2011年4月15日更新

ジュエリー・リモデル・カウンセラーの青山陽子です。
3月11日に発生しました、東北地方太平洋沖地震により、被災された皆様に心よりお見舞いを申し上げます。
また、お亡くなりになられた方々とそのご家族様に深くお悔やみを申し上げます。

今回の被害の甚大さをメディア等で目の当たりにし、今自分に何が出来るかを考える毎日です。

個人的には多くの皆様と同様、節電に協力する、不要な買い溜めなどをしない、義援金をお送りするなど、今出来ることは限られてきます。

ただ、継続的に私の仕事を通して役立つことは出来ないか、ということも少しずつ考えています。
仕事、そうジュエリーを通してです。

多くの方は、ジュエリーを”震災で被災なさった方の不自由な生活やこれからの復興の厳しい道のりとは全く対極にある贅沢品”と考えていらっしゃるかも知れません。

確かにそういう部分もあるとは思います。

ただ、ジュエリーで扱う宝石も金属も、もともとは地上深くで作られたもの、ある意味地球のエネルギーを蓄えた物です。
地震も津波も人の力の及ばない自然がもたらしたものという意味では、ジュエリーも同じ人の力の及ばない力で作られたものであり、共通の部分もあるように思うのです。

私は仕事柄宝石や金属に毎日触れています。
ですから、この未曾有の自然災害には本当に心が痛みました。
だからこそ何が出来るか・・・

答えはまだ明確には出ていませんが、私自身が体験した気持ち、また友人から聞いた話から、ほんの少しその糸口を見つけた気がしております。

私は地震発生当時、地下鉄大江戸線の駅の改札をちょうど通ったところでした。
あとほんの少し地震が早く起こっていたらエレベーターの中、ほんの少し遅く起こっていれば電車のなかでした。
地下の揺れはそれほどひどくはなく、何となく身体が揺れる程度でした。

もともとその日は急な来客により1時間ほど出るのが遅れ、予定ではその時間は遠方にいるはずでしたから、地下一番深いと言われる都営大江戸線の、しかも改札口にいたという絶妙なタイミングは、運が良かったとしか言いようがありません。

外に出て初めて(これはただことじゃない)と感じたのです。

私がその時ふと思ったのは、「お母さん、助けてくれてありがとう」でした。
亡き母が守ってくれたと思ったのです。

私はいつも必ずどこかに母の形見のジュエリーを身に着けています。
自分用に直した指輪だったリ、ピアスだったリ。
その日も、着けていた形見の指輪を握りしめながら、「守ってくれてありがとう」と母に感謝しました。

人によっては何か「お守りジュエリー」を持っていらっしゃるかもしれませんね。
また、パワースポットやパワーストーンが話題になっている昨今、何かの願いをこめて天然石などの「パワージュエリー」を身に着けている人もあるかと思います。

実は宝石は歴史上、また現在でも地域や民族によって実際にお守りやパワーアイテムとして用いられ、それ以外にも民間療法やセラビーの手段として知られています。
それぞれの宝石の特徴を生かしたパワージュエリーが欲しい、作りたいと思う方もいらっしゃると思うのです。

そして、もしかしたらこのような時だからこそ、誰かに持っていてほしいとか、誰かを身近に感じていたい、という思いからジュエリーを身に着ける人も多いのではないでしょうか。
そして今後、例えばご不幸にも命を落とされた被災者の方のご家族が、故人が身に着けられていたジュエリーを肌身離さず持ちたいとお思いになるかも知れません。

そういうご要望に、やはり専門の知識を持つ者として方法を誠実にご案内していく、そして例えばそのようなリモデルやオーダーの売り上げの一部を、日本赤十字社等を通じて義援金として寄付させて頂く、という方法もあるのではないかと考えております。
(具体的な内容については決まり次第改めてお伝えしたいと思います)

今自分に何が出来るか、被災者の皆様のために、これから経済活動も含めて今まで以上にパワーを必要とする一社会人として、復興支援に向けて微力ながら何が出来るかを一生懸命考えています。

節電の影響で町が少し暗い分、やはり前を向いて、明るい未来を信じて一歩一歩進んでいかなくてはならない、そう決意を新たにしているところです。

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