経営の参謀として会社設立から成長、事業承継まで社長さんを全面支援（2/3）

数百社と対応した豊富な経験、実績、知識を生かす

　青木さんは1953年10月、富山県生まれの東京育ち。1977年に大手都市銀行に入行、支店長や法人営業部長を務め、その間、7年ほどはニューヨーク支店に勤務し、英語も堪能。その後、上場情報機器メーカーの経営統括執行役員や医療機器メーカーの経営統括本部長を務め、退職後、2009年3月に青木経営パートナーオフィスを設立しました。中小企業診断士の資格は28歳の行員時代に取得したものの、社会保険労務士や行政書士などの資格は、銀行退職後、今日に備えて猛勉強して取得しました。「将来も中小企業を支援したいという思いは行員時代から強かった」と語り、「社長さんと一緒に会社を成長、発展させたい」との思いから、事業所名も「パートナーオフィス」としたそうです。

　相手を細やかに気遣い、ニコニコと穏やかに語る青木さん。初対面でも知己のような感じを受けるから不思議です。銀行の副支店長、支店長時代に関わった企業は数百社にのぼるそうで、社長さんと一緒に考え、悩み、励まし、喜んだ日々に培った経験や実績、知恵が青木さんの原点になっているのでしょうか。
　また、かつての支店長時代の行員、パートさんらが、今も毎年、「囲む会」を企画してくれているそうで、青木さんの人柄をほうふつとさせるものがあります。

　青木経営パートナーオフィスはJR神田駅東口から徒歩2～3分のビル2階にあります。家具を落ち着いた濃い茶色調に統一。デスクや本棚は奥さんと二人で選び、悪戦苦闘しながら二人で組み立てたそうです。手作りで育て、成長させたいという、青木さんのポリシーを感じさせます。

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