着付け技術を基本から学ぶ大切さ
日本は古来より脈々と伝わる技術や神社にはそれぞれ歴史がある素晴らしい国でああることを広く知っていただきたいとの思いで、神社結婚式などの和装結婚式をプロデュースをしています。
私は結婚式の衣装にも大変こだわりをもっております。一生に一度の大イベントである昔の嫁入りは家族の思いもひとしおで、たくさんの想いが詰まった大切な婚礼衣装を是非頂きたいとの想いでアンティークの婚礼衣装を集めはじめました。昔の着物は手刺繍・手織り・手染めなど今では考えられない技術や膨大な時間と労力を費やして作られたものばかりです。その様な作り手の思いが詰まった着物を結婚式で是非着て頂きたいと心より願っております。
今回紹介する伝統工芸「つまみ細工」のヘアー飾りです。300年以上も前の江戸時代中期より伝わる技法で、東京都指定の伝統工芸でもあり「江戸つまみ細工」とも呼ばれています。
その歴史ある伝統工芸の技術を伝承している「かんざし杉野」さんとのコラボで、本来は七五三・成人式で使われることが多いのですが今回は婚礼衣装と合わせてみました。
江戸時代より伝わる繊細な技術は日本人ならではの感性と粋な美意識で表現されています。
私も体験がすることが出来、実に楽しかったです。
職人さんが丹精込めて作られてた繊細な「つまみ細工」や着物は機械やAIでは絶対真似ることが出来ない大切なものです。今やこの伝統工芸を引き継ぐ職人が少なく、貴重なものとなっております。
私自身もこの確かな着付けの技術を後世に継承できるよう努めます。