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杉山幸恵

現代の和を提案する着付師&ウエディングプランナー

杉山幸恵(すぎやまさちえ) / 着付け師

株式会社 アントワープブライダル

コラム

桜と十三参り

2017年4月18日 公開 / 2017年5月11日更新

テーマ:着付け

コラムカテゴリ:美容・健康

今年の桜シーズンは開花宣言から満開までゆっくりでしたので、例年より桜のシーズンを長く楽しめたように思います。

桜

桜が咲く頃、関西では七五三と同じように大切な行事として「十三参り(じゅうさんまいり)」が100年ほど前から行われ、京都から始まったとも言われています。数えの年齢で13歳の時に、男の子・女の子が男女の通過儀礼として旧暦の3月13日前後に「氏神(うじがみ)様」を安置しているお寺でお参りをします。

旧暦の3月13日前後は新暦では4月13日前後になり、4月13日を挟む3月13日~5月13日にお参りをします。

そして、今日は4月13日。東京ではあまり見かけませんが、時期をこだわらなければ秋などに七五三と同じように記念撮影をされる方もいらっしゃいます。関西出身の私としては十三参りには馴染みがありましたが、皆様はいかがでしょうか。

少女から女性に近づくこの頃は、お化粧をしてお母様から譲り受けた着物を着るととても綺麗で、少し「ドキドキ」してしまいます。

十三参り 【十三参りの着付けのポイント!】

・初々しさを大切にした着付けする事に意識して、衿を抜き過ぎない。衿合わせは、直角にしっかり合わしましょう。

・帯結びは七五三と成人式の間をとった感じに。とは言ってもむつかしい表現ですね。。幼なすぎず、大人っぽくなりすぎずに、品よくまとめましょう。文庫結びをベースにした飾り結びなどはいかがでしょうか。

日本は、四季を感じながら季節に合わせた行事もあり、とても情緒豊かですね。一年に一度巡ってくるこの季節を、今年も楽しく味わうことができ本当に感謝です。
▶︎▶︎十三参りの着付けのご用命はこちら

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杉山幸恵

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