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藤森哲也

生涯パートナーを目指す次代の不動産コンサルタント

藤森哲也(ふじもりてつや)

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コラム

物件情報のイロイロ【ハザードマップ】

2012年3月31日 / 2014年7月31日更新

当社では、宅建業法で説明が定められている「重要事項説明書」「売買契約書」とは他に、

『物件調査報告書』を作成し、同時に説明しています。






その添付資料の中には、「重要事項説明書」では説明しないことや、物件そのもの問題というよりは、

その地域、その場所の特色のような情報も載せています。





そしてこれらの情報は、不動産の専門知識や、経験値から育まれる洞察力が必要となる不動産の現地調査、

役所・法務局調査などとは違い、誰でもその状況を理解したり、物件選びの参考にできる情報です。

その中から、ネット上で簡単に検索して閲覧できるものを、いくつかご紹介いたしますので、

是非、物件選びの参考にしてください。








本日は・・・


『洪水ハザードマップ』です。



ハザードマップは、事前の備えに役立てていただくことや、住民が自主的に安全かつ

円滑な避難行動をとれることように、シミュレーションに基づく浸水予想区域及び

その浸水の深さを示しています。



インターネットで、○○区ハザードマップと検索すると、作成してHPなどに掲載している行政のものであれば、

ご自宅でも閲覧できます。

















掲載していない行政でも、役所の窓口では交付している場合もありますので、

ご興味があれば問い合わせてみると良いでしょう。




その行政によって掲載している情報は様々ですが、避難時の心得、地下施設の危険性、

雨量の感じ方、避難所等の情報なども掲載しているものもあります。



ただ、この非常に役立つハザードマップですが、大概のものについては、

想定雨量が非常に大雨のものとなっています。


都内23区ですと、総雨量589㎜(概ね200年に1度起きる程度の大雨)・

時間最大雨量114㎜を基に50mメッシュで表したものが多いです。






雨量と雨の感じ方については、

10 mm~20mm
ザーザーと降り、雨の音で話し声が良く聞き取れない。

20 mm~30 mm
どしゃ降りで、傘をさしていてもぬれる。

30 mm~50 mm
バケツをひっくり返したように降る。

50 mm~80 mm
滝のように降り、傘は全く役に立たなくなる。

80 mm以上
大雨による大規模な災害の発生するおそれが強く、厳重な警戒が必要。

といった感じです。(北区ハザードマップより)




非常に、100mmを超える想定が大雨であるかが分かります。













近隣の方たちに聞き込みしてみると、ハザードマップには色がしっかり付いていても、

実際は水害など昔から起こっていない地域であったりします。




また、過去に浸水被害報告があった箇所にも、「履歴がある地域だから」ということで

色が付けられていることが多いです。

これについても、実際は地下室のある1件だけが大昔に被害にあった程度であることも多くあります。





このハザードマップを参考にする際には、色があるというだけで、やっと見つけた気に入った物件を

諦めてしまうのは勿体無い選択にも感じます。



実際にその地域での水害履歴はどうなのか、

現地での聞き込みや浸水実績の確認などもした上で、

地下室を造らなければ問題なさそうか、

若干高い基礎にすれば安心できる程度か

などを判断する一つの情報として、お役立て頂ければと思います。


『件情報のイロイロ【過去の水害記録】』
http://mbp-tokyo.com/adcast-fujimori/column/17015/







『参考:北区洪水ハザードマップ』
http://www.city.kita.tokyo.jp/docs/digital/072/atts/007269/attachment/attachment.pdf



※ハザードマップで示される浸水予想区域および浸水の程度は、あくまでも想定です。
浸水の程度や範囲は雨の降り方や土地の形態、河川・下水道の整備状況等により変化するため、
大雨の際、常にこのハザードマップのような浸水が起きるわけではありません。


この記事を書いたプロ

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