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五井淳子

介護業界の人財育成・人事労務に特化した社会保険労務士

五井淳子(ごいじゅんこ)

アクティ労務管理事務所

コラム

来年4月からの新しい処遇改善加算。金額は?具体的な要件は?       【介護 福祉】

その他

2016年11月30日

先週は

厚生労働省は、来年4月から既存の「処遇改善加算」を拡充する方針を固めた

とお伝えしました。

厚生労働省社会保険審議会介護給付費分科会が11月16日に発表した資料によると、
新処遇改善加算1(以下新加算)は、その金額が3万7千円相当/月で、
以下の要件を満たした場合に加算されることになっています。



先週もお伝えしましたが、従来の処遇改善加算Ⅰのキャリアパス要件は、

1.職位、職責、職務内容に応じた任用要件と賃金体系を整備すること
2.資質向上のための計画を策定して、研修の実施または機会を確保すること

でした。

要するに、「職位、職責、職務内容に応じた任用要件と賃金体系を整備」してあれば、
どのような場合に昇給するかが必ずしも明確になっていなくてもOK、ということです。

が、29年からの新加算では、これに加えて、どんな基準で昇給するのか、
その仕組み決めておくことが求められています。

「仕組み」とは、次の3つのうちのいずれかになります。

①経験
 勤続年数や介護職の経験年数を想定しており、他の施設などでの経験を加えてもよいとされています。

②資格
 介護福祉士や実務者研修の修了者を想定しています。
介護福祉士等の資格がある職員が、対象事業所で就職した場合でも、
昇給が図られるような仕組みでなければなりません。

③評価
客観的な評価(採点)基準や昇給条件が明文化されている実技試験や
人事評価などを想定しています。


(いずれの図も厚生労働省社会保障審議会介護給付費分科28.11.16資料より抜粋)

「昇給の仕組み」と一言で言えば簡単ですが、どの程度の昇給幅で、
どんなタイミングで昇給させるのか、その昇給制度を今後も、
そして加算が無くなった後でも維持していけるのか、
そもそも上記①~③に応じた仕組みを整えられるのか・・・。

その他、

「ただでさえ厳しい状況なのに、昇給なんて・・・。」
「介護職以外の職員とのバランスもあるし、原資にも限りが・・・」
「そもそも、ちゃんとした評価制度がない・・・」
「以前コンサルに作ってもらった制度はあるけど、まったく機能してない」

などなど、事業主の皆さんのため息が聞こえてきそうです。

そんな時には、介護事業所に特化したコンサルティングを行っている弊所に是非ご相談ください。

貴事業所の現状の課題や問題点を分析し、介護事業所に適した制度の導入をお手伝いいたします。

こちらもチェック!!

来年4月からの処遇改善加算拡充について


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