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五井淳子

介護業界の人財育成・人事労務に特化した社会保険労務士

五井淳子(ごいじゅんこ)

アクティ労務管理事務所

コラム

人手不足解消に“モザイク型マネジメント”?

その他

2015年6月19日

今日の朝日新聞に、こんな記事が載っていました。

“働き方、組み合わせ活用 
介護・育児中も貴重な人材 モザイク型マネジメント”

リクルートワークス研究所が

「2025年 働くを再発明する時代がやってくる」

としてまとめたもので、記事によると、

・今後は、海外や機械に生産や輸送などの仕事が奪われ、
国内市場の縮小などで企業の経営環境は厳しさを増すとともに
人口減や高齢化で働き手そのものが減り、企業が雇いたい
「質」の高い人材でも、介護などで働き方に制約のある人はおのずと増える。

・飲食や福祉など「量」が必要な分野では、今でも離職率が高く、
それは、制約がある人も増えているなかで
「働き続けたくなる労働条件を実現できていない」から。
今後は過酷すぎる働き方は企業イメージの悪化につながり、
人材獲得に悪影響が出る。

その結果、25年には質的・量的に人材不足に直面する企業が増え、
魅力的な働き方を提示できない企業は淘汰(とうた)されうる。

・社会全体でも、より効率を求めて働き手に厳しくなる企業と、
より制約との両立を求める個人のギャップの広がりを放置すれば
さらに働き手は減りかねない。働く人が6千万人を大幅に割り込み、
経済が大きく縮む「悲観シナリオ」になりかねない。

と、非常に厳しい予測をしています。

そして、現在は働き方に何の制約もない人ばかりという前提で
人材を「マス(集団)」で管理してきた企業や社会が、
個人の様々な持ち味や時間、場所などの制約を見て、
マネジメントで補いあうように組み合わせる
「モザイク型」に移行してはどうか、と提唱しています。

確かに、

育児や介護との両立ができるような働き方ができれば
仕事を続けていきたい、続けたかった、
という声は、特に女性から多く聞かれます。

また、一日のうち朝だけ、夕方だけなら働けるのに
なかなかそういった仕事が見つからない、という方もいます。

企業にしても、
「人手不足なんだけどフルタイムで雇用するには負担が大きすぎる」
と、ぎりぎりの人数で何とかやっているという所も多いのが現状です。

実際にこの「モザイク型マネジメント」を実現することができれば、
雇用率も上がり、人手不足の解消にも役立つのだろうな、と思います。

しかし、それには現行の労働法制の整備や、働く側の大胆な意識改革
(長時間労働をよしとする風潮、家事や育児、介護は女性がすべきだという意識、
個別のマネジメントをできるだけの管理能力…などなど)が必要。

・・・かなりハードル高いなぁ…。




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