まちの専門家をさがせるWebガイド マイベストプロ東京
五井淳子

介護業界の人財育成・人事労務に特化した社会保険労務士

五井淳子(ごいじゅんこ)

アクティ労務管理事務所

コラム

Q:18歳未満の職員は、夜勤ができない?    【介護 福祉】

人事 労務

2015年6月16日 / 2015年6月17日更新

A:18歳未満の職員には、原則として深夜勤務をさせることはできません。
ただし、16歳以上の男子で交代制勤務であれば可能です。

昨日は、

18歳未満の職員を使用するときは、
事業所に年齢を証明できる戸籍謄本等を備え付けておく

他、様々な制限があるとお伝えしました。

もう一つ、介護・福祉事業で当該年少者の職員の
労務管理で注意すべきは「夜勤」です。

18才未満の職員については、原則として
午後10時から翌朝5時までの深夜勤務をさせることはできません。

但し、交代制による勤務で、16歳以上の男子についてはOKと言うことになっています。
この時、監督署の許可等は必要ありません。
(当然ですが、この場合、深夜の割増賃金が発生します。)

逆に、18歳未満の女子職員に、「まだ若いんだから、夜勤頼むよ」などと
気軽に言ってはいけないのです。

この他、お給料の支払いについても、親権者や後見人等に支払ってはいけない、
とされています。もしも未成年のお給料を親権者等に支払った場合には、
事業主は労働基準法24条の「賃金の直接払いの原則」違反、
親権者等は同59条「未成年者への支払い」違反として、処罰されます。
(今は、ほとんどの事業所が口座への振り込みでお給料を支払っているようですので
あまりこういうことはないかもしれませんが。)

なぜ18歳未満の年少者に対し、このような制限があるのかといえば、
心身ともにまだ成熟しておらず、判断力も劣る所があるとみなしているからです。

特に最後のお給料の支払いに関しては、労働基準法ができた時代(昭和22年施行)は、
親が勝手に会社と子供の雇用契約を結んだり、お給料を使い込んだりといったことが
頻繁に行われていたためにできた条文なのでしょう。

現代の年少者は、当時よりも物の考えや行動などにおいて大人びてはいますが、
経験や知識の部分ではまだまだ子供。

若い人財を大切に育てて行くために、事業主はじめ周囲の大人たちが
彼らをしっかりと見守り、きちんとした労務管理をすることが重要です。





◆◇*─*◇◆*─*◆◇*─*◇◆*─*◆◇*─*◇◆*─*◇
     五井 淳子の仕事に対する想いとは?
      http://www.acty-kaigo.com/idea/

     介護のプロを育てる秘訣とは?
   http://www.acty-kaigo.com/lp/ningenryoku/

  介護保険、介護事業政策に関する旬な情報はこちら
      http://www.acty-kaigo.com/useful/
◆◇*─*◇◆*─*◆◇*─*◇◆*─*◆◇*─*◇◆*─*◇

この記事を書いたプロ

五井淳子

五井淳子(ごいじゅんこ)

五井淳子プロのその他のコンテンツ

Share

五井淳子プロへの
お問い合わせ

マイベストプロを見た
と言うとスムーズです

お電話での
お問い合わせ
03-5489-5851

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

五井淳子

アクティ労務管理事務所

担当五井淳子(ごいじゅんこ)

地図・アクセス

五井淳子のソーシャルメディア

facebook
facebook

五井淳子プロのその他のコンテンツ