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五井淳子

介護業界の人財育成・人事労務に特化した社会保険労務士

五井淳子(ごいじゅんこ)

アクティ労務管理事務所

コラム

「言葉」も大事なスキルです。

人財育成 人財開発 

2014年10月10日

鬱病を患っている方に対し、

「頑張って!」

と言ってはいけないというのは有名な話です。

「頑張って」と言う人は、相手を励ますため、
良かれと思って言っているのでしょうが、
それを受け止める側の心身の状態によって、
傷つく人もいるということです。

ある、心の病で苦しんだ女優さんのお話です。

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『私が心を病んでいた時に、大勢の知人友人が私の見舞いに来てくださいました。
彼らに言われて1つだけ私とても腹が立ち、そしていたく傷ついた言葉が1つだけありました。

その言葉は何かというと

「○○ちゃん、頑張ってよね」

私こんなに頑張ってるのに、これ以上何を一体頑張れって言うの、
この人たち、私のことを何にもわかってくれていない・・・。
とってもとっても悲しかったんです・・・。

でも、大勢の方にお見舞いにきて頂いて、その中で、
たった一つだけれども私の心を癒してくれた言葉もあるんです。

「○○ちゃん、頑張ってるね」…

****************************************

「頑張ってよね」という言葉は、聞きようによっては、相手を否定し、
追い詰める言葉になります。

「ちょっと頑張りが足りないんじゃないの?」というニュアンスが、言外に漂うのです。

「頑張ってるね」という言葉は、相手を認める言葉です。
「そんなに頑張ったんだから、もう無理しないで・・・」
だから、彼女も癒されたというのでしょう。

でもね、皆さん。

「○○ちゃん、頑張ってよね」
「○○ちゃん、頑張ってるね」

たった一文字しか違いませんよね。

一方は彼女の心を傷つけ、もう一方は癒してくれた。

言葉って、怖いですね。

怖いのですが、ここで考えてみてください。

「頑張ってよね」と言う言葉を使った人と、「頑張ってるね」と言った人、
その心は違っていたのでしょうか?

「頑張ってよね」と言った人は、彼女を傷つけようと思ってそう言ったのでしょうか?

違いますよね?

どちらの言葉を使った人も、早くよくなってほしい、
元気になってほしいと思って接しているはずなんです。

でも、その心を伝える時に使った言葉を間違ってしまった、
だから自分の心と違う心が相手に伝わってしまったということなんです。

心の病に関わらず、障害がある方、高齢の方など福祉や介護のお世話になっている方、
人のお世話になって生きている方たちは、世間に、他人に、
ちょっと気兼ねして生きていらっしゃいます。
人の表情であるとか、言葉などに敏感で、我々が普段傷つかないところに
傷ついてしまいます。

お年寄りは、障害をお持ちの方は、お世話をしている方の表情とか言葉から
その人の心をおし図っているのです。

ですから、表情、言葉はとても大切なんです。

相手がどういう状況にあって、どういう心身の状態かを見極めた上で、
どんな表情を示すのか、どんな言葉を使うのか 。

これはプロとして福祉や介護のお仕事をされている方にとっては、
大切な大切な技術力だ、ということをきちんと理解して頂ければと思います。

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