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五井淳子

介護業界の人財育成・人事労務に特化した社会保険労務士

五井淳子(ごいじゅんこ)

アクティ労務管理事務所

コラム

健康保険が使えるケガや病気って?

人事 労務

2014年9月30日 / 2014年10月1日更新

昨日まで、3回にわたって介護事業所での労災についてお伝えしてきましたが、
労災はあくまで仕事が原因で発生した、いわゆる「業務上の怪我や病気」が対象です。

では、業務外の理由が原因で発生した怪我や病気~これを私傷病と言います~の場合、
どうしたらよいのでしょうか?

これらについては、健康保険を使用しての治療、ということになります。

例えば、風邪をひいて熱があり、辛くて辛くて仕方がない、なんていう場合には、
病院に行ってお医者様に診察してもらい、窓口で保険証を見せた後、
一定の金額を支払って帰ってきますよね。

これがまさに「健康保険」を使用しているということなのです。

一部負担金は、年齢によって違う


病院の窓口で支払うお金は「一部負担金」といって、年齢によってその割合が異なります。

小学校入学前まで 2割
小学校入学以後70歳未満 3割
70歳以上 2割(現役並みの所得者は3割)※
75歳以上 1割

※「現役並み」とは、お給料が毎月約28万円程度の方のことを言います。
また、平成26年3月31日以前に70歳になった方等(誕生日が昭和14年4月2日から
昭和19年4月1日までの方)については、引き続き一部負担金等の軽減特例措置の
対象となるため、平成26年4月1日以降の療養に係る一部負担金等の割合は1割のままです。

「健康保険」が使える治療とは


健康保険が使える治療には、以下のものがあります。

疲労が続いて病気が疑われるような場合
異常分娩(正常な妊娠、出産は健康保険の対象外です。)
母体に危機が迫った、などの時に行われる人工妊娠中絶(母体保護法に基づくもの)
診察の結果、治療が必要と認められたときに受ける治療
美容のためでなく、社会通念上治療の必要があると認められる整形手術

これに対し、

単なる疲労や倦怠に対する栄養剤の注射
経済上の理由による妊娠中絶
美容整形
人間ドック・健康診断

などについては、健康保険の対象外となりますので、
かかった治療費等は全額自己負担になります。

健康保険には、他にも様々な給付がありますが、
そちらについては、明日お伝えしたいと思います。

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