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五井淳子

介護業界の人財育成・人事労務に特化した社会保険労務士

五井淳子(ごいじゅんこ)

アクティ労務管理事務所

コラム

日本で一番熱い社会福祉法人から、私たちが学ぶべきこと

その他

2014年9月24日

22日(月)のコラムでは、今日本で一番熱い社会福祉法人「シェア金沢」について

「地域と施設とが融合し、一つの街を作っている」
「障害者の方、お年寄りの方がそれぞれにお互いのための役割を持っている」

とご紹介させて頂きました。

では、私たちは、ここから何を学ぶべきなのでしょう。

多様さが起こす化学反応


シェア金沢では、高齢、障害、保育が垣根なく一体となって生活することで、
様々な化学反応が生まれると言います。

ここでは、

「福祉のプロですらどうにもできなかった障害が、高齢者と交流することで、少しではあるけれど改善した」
「子供や留学生など「異文化」の方々と触れ合うことでお年寄りが元気になる」

など、「種別」や「業種」を超えることで、予想もしていなかったことが起こるといいます。

そして、職員さんにとっては、地域に開かれた魅力的な職場を作り上げることで、
地域の方々に評価され、生きがいややりがいを実感できる喜び、
適材適所による離職率の大幅低減、様々な種別を経験することでのスキルアップなど、
福祉の仕事を続ける「幸福」を感じながら働くことができるのです。

また、これまで外注していた厨房や清掃について、
障害者の方のお仕事として障害福祉化する(就労継続支援など)ことで、
それが収益部門になるなど、工夫次第でコストを利益に早変わりさせることができるともいっています。

福祉とは?


正直、これだけ素晴らしい「街」を作るには、相当な覚悟と資金力、
そして質の高い職員さんがいなければ難しいのでは?とも感じます。

しかし、

高齢者にとっての優しい街とは?
障害者の生活しやすい街とは?
社会福祉法人とは、地域の中でどのような位置づけにあるのか?
社会福祉法人は、なぜ税制優遇を受けられるのか?
受けた優遇を、どのように地域に還元していくのか?
地域とは?
福祉とは?


こうした基本的な問いかけに対し、理事長はじめ職員の方々が真摯に考え、
実行してきたことで、

「日本で一番熱い社会福祉法人」

が出来上がったのではないかと思います。

そこには、「福祉が世話してやる」といった驕りはなく、

「皆が笑顔で暮らせるように」

というしごく単純な「思い」があったのではないでしょうか。

昨今、社会福祉法人に対しては厳しいご意見を聞くことが多いですよね。

この「シェア金沢」の取り組みは、一度基本に立ち返り自法人の「あり方」について改めて考えてみる、
一つの良いきっかけになるのではないかと思います。

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