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阿部恵

議員・経営者に特化。聴衆の心を動かすスピーチコンサルタント

阿部恵(あべめぐみ)

confill (コンフィル)

コラム

県知事に学ぶワンフレーズ

スピーチのコツ

2018年2月6日

【県知事の名言‐その1‐】



「寒波で鳥取砂丘が一面雪で覆われてしまった」
とのニュースをテレビで観ました。

このニュースを観ながら、
ある県知事の名言を思い出しました。
それは・・・

鳥取県知事のこのご発言。
「スタバはないが砂場(=砂丘)はあります!」



これは、
鳥取県が日本で唯一スターバックスがなかった時に
(↑今はあります↑)
鳥取県の平井伸治知事が発言されたのですね。

~スタバと砂場(=砂丘)~

うまい語呂合わせですね。

他の人が言ったらバカにした感じになるかもしれませんが、
それを県知事自ら自虐的に言うことで、ユーモアになるのです。

さらにその後、手話を交えながら鳥取砂丘のPRまでされていた!
「さすがだな~」と思ったわけです。


【どんな話に人は共感するのか】



さて、人前で話す機会の多い経営者や、
セミナー講師をつとめることの多い方々に質問です。


聞き手が共感するのは、あなたのどんな話だと思いますか?

①あなたのサクセスストーリー
②あなたの失敗談


答えは・・・②「失敗談やあなたの弱点について」です。


例えば、社長としてパーティーの挨拶を頼まれました。そんな時、

「私、実は人前に出ると緊張してしまって、手が震えてしまうのです、ほら、このように」
~なんて、震える手を見せながら、弱みを吐露してみてはどうでしょう。

そうすると、
「え、社長も緊張するの?私だけじゃないんだ~!」と
断然、次の登壇者も、会場で聞いている方も共感できるのです。


【弱音の吐露と共感】



営業でも挨拶でもお客様に自社のPRをしなくちゃと、
ついつい良いことばかりを言ってしまいがちですが、
聞く側にとってみれば、
「相手がどんな苦労を経験し、どうやってそれを乗り越えてきたのか」
の方にむしろ関心があり、共感しやすいのです。

ただし、ここで注意したいのは
弱音の吐露が単なる愚痴・・・
にならないように、明るく、明るく話すのがポイントです。


【県知事の名言‐その2‐】


さて、晴れてスタバが出店したものの、
依然として牛丼の松屋はまだナシ!・・・
という時に、
鳥取県知事は何とおっしゃったのか・・・?

「松屋はないが松葉(カニ)はある!」

そう、松葉ガニの水揚げ量、日本一の鳥取をPRしつつ
ここまで言えると本当に素晴らしいですね。


決してウケを狙っているわけではなく、まじめに自虐的に(?)
言葉を選んで話されています。


さぁ、朝礼、セミナー、パーティーで登壇する機会の多いみなさん、
【弱音の吐露と共感】の法則を是非、次のスピーチで活かしてみてくださいね。

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