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河野真範

家づくりを通じ、幸せな暮らしをサポートする不動産のプロ

河野真範(かわのまさのり) / 宅地建物取引士

山城地所株式会社

コラム

戸建てリフォームにはいくら必要?リフォーム代金の捻出方法を紹介

2022年5月6日

コラムカテゴリ:住宅・建物


夢のマイホームを購入する際に、リフォームのことを考えて購入する人は少ないですよね。
しかし、新築で戸建てを購入した場合、多くは20年を目安にリフォームが必要になってきます。
リフォームのタイミングは箇所別に異なりますが、適切なタイミングを逃してしまうと、修復が困難になったり多額の工事費用が発生したりと、さまざまな問題が生じる恐れがあります。

新築を高額な代金で購入しても、いずれリフォームでも料金が発生することを頭に置いておかなければならないのです。
ここでは、リフォームをする際にかかるお金とリフォーム代金の捻出方法について詳しく紹介しています。

【箇所別】リフォームが必要になる築年数とリフォーム費用

リフォームが必要な築年数は、家の箇所ごとに異なります。
家の部品や設備にもそれぞれ寿命があり、リフォームのタイミングがあるのですね。
箇所ごとに異なるリフォームが必要になる築年数と費用について見ていきましょう。

水周り(浴室・トイレ・洗面台・キッチン)のリフォーム

毎日使う水周りは、築10〜15年の間に不具合が出始めるでしょう。
水周りは使用頻度が高く湿度が高いため、見た目はきれいでも内部が腐食していたということも。

【費用の目安】

  • 浴室:60~150万円
  • トイレ:15~30万円
  • 洗面台:10~25万円
  • キッチン:50~150万円



外壁のリフォーム

家の顔でもある外壁は、築10〜20年の間にリフォームが必要になるでしょう。
リフォームの目安は、光沢の低下や触ると白い粉がつくチョーキング現象、塗料の浮きや剥がれなどが確認できたときです。

劣化が少ないときは塗装だけで大丈夫ですが、外壁基材の露出が見られる、外壁基材そのものの劣化が見られるなど劣化が進むと、塗装だけではカバーできなくなりカバー工法や張り替えなどの大がかりなリフォームが必要になります。
費用が多額になる恐れがあるため、劣化が進む前に10年に一度の塗装をおすすめします。


【費用の目安】

外壁の面積や使用する材料によって異なりますが、100〜150万円と考えておきましょう。



屋根のリフォーム

築10年ほどで塗装、築20年ほどで葺き替えのリフォームをすることが一般的です。
使われている素材や地域の自然状況によって傷み具合が異なりますが、10年ほど経つと屋根にコケや藻が生えていたりひび割れや腐食が生じていたりする可能性があります。

雨漏りなど直接的な被害がない限り、屋根劣化は自分でなかなか確認できないため、信頼できる業者にチェックしてもらうとよいでしょう。
直接雨風を受ける屋根は劣化が早いため、定期的なメンテナンスが必要です。

【費用の目安】
屋根の面積と使用する材料によって異なりますが、50〜100万円と考えておきましょう。



建具のリフォーム

窓周りやドアなどのリフォームは築20〜30年ほどが一般的です。
建つけの不良や窓枠の破損などの補修、結露の防止対策やガラス割れの補修などが主なリフォーム内容です。

【費用の目安】
一般的な建具のリフォーム費用は、1〜20万円ほどです。

  • ドア修理:1~3万円
  • 室内ドア交換:2~10万円
  • ふすま修理:1~5万円
  • 玄関ドア交換:5~20万円


内装のリフォーム

内装である床や畳、壁紙などは、住人の使い方や使用頻度によって劣化具合は大幅に異なります。

●床

床がへこんだり沈んだりするようになった、歩くたびにきしむ音がするなどの症状が出始めたらリフォームを検討しましょう。
【費用の目安】
使用する床材のランクによりますが、一般的に1帖1~2万円ほどなので10帖で10~20万円ほどとなります。

●畳

築3~5年ほどで裏返し、10年で新畳に交換するのが一般的です。
【費用の目安】

  • 裏返し:1畳3,500~6,000円
  • 表替え(い草交換):1畳4,000~9,000円
  • 新畳:1畳7,500~20,000円

●壁紙

壁紙と壁紙の継ぎ目が線状に見え始めたら張り替えの合図です。
子ども部屋を作る、模様替えをしたいなど自分のタイミングでリフォームしてもよいでしょう。
【費用の目安】
使用する壁紙のランクによりますが、一般的に1帖5,000~10,000円ほどなので10帖で5~10万円ほどとなります。



間取りのリフォーム

子どもの成長や親との同居などでライフスタイルが変化したときに、間取りのリフォームを検討する場合があります。
間仕切りを増やして子ども部屋や作業部屋を確保したり、間仕切りを撤去してリビングを広くしたりする間取りのリフォームが多いです。

【費用の目安】

  • 間仕切りの設置:8~25万円
  • 間仕切りの撤去:40~90万円


リフォームしたいのにお金がない!リフォーム代金の捻出方法

早くて10年、遅くても20年経てば、住宅は老朽化し否が応でもリフォームせざるを得ない状況になります。
リフォームが遅れれば遅れるほど高額な費用がかかってしまうため、日ごろからリフォーム貯金をしておくことをおすすめします。

しかし、新築住宅を購入する際には頭金や住宅ローンなど購入代金のことはしっかりと考えているものですが、リフォーム費用を考えている人は少ないもの。
ここでは、いざリフォームが必要となったときに、お金が足りない、用意ができないとなった場合の対処法を紹介します。

リフォームローンを組む


住宅ローンの残高が少なく、定年までの期間が15年以上ある場合は、リフォームローンを組んでも問題ないでしょう。
住宅ローンに比べて金利は高いですが、無担保で借り入れができることが多く初期費用もかからないため、借り入れのハードルは低いといえるでしょう。

住宅ローンにリフォーム費用を組み込む

住宅ローンとは別にリフォームローンを組むと金利が高くついてしまうため、リフォーム費用を組み込み、住宅ローンを借り換えてローンを一本化することもできます。
住宅ローンの低い金利の恩恵を受けられますが、借り換えには諸費用が発生するため、返済総額まで計算した借り換えシミュレーションを行うことをおすすめします。

地方自治体の補助金・助成制度を活用する

居住している地域の自治体のリフォーム補助金・助成制度を活用しましょう。
各自治体が定めた一定の要件を満たしたリフォーム工事に限り、工事費の一部について補助金が出る制度です。
主にバリアフリー化や省エネ化のリフォームが対象となっています。

居住している地域に補助金制度があるのか、自分が行うリフォームが対象となるかを事前にしっかり調べておく必要があります。
年度ごとに予算が決まり先着順であることが多いため、年度初めに情報を収集するとよいでしょう。


介護目的のリフォームの場合は介護保険を使う

段差の解消、手すりの設置など介護目的の場合は、介護保険からの補助金を受けることができます。
最大20万円の工事費用に適用され、着工前後で2回申請が可能です。
適用条件をしっかり確認して申請しましょう。

家を購入する際にはリフォームを見越して相談を


住宅は買ったら終わりではありません。
長年快適に暮らすためには、家を慈しみこまめなメンテナンスで老朽化を最小限に防がなければなりません。
何十年も住み続ける予定であれば、将来リフォームする可能性があることを想定して購入する必要があるのです。

リフォームの費用を抑えるためには、業者の選別も大切。
複数の業者に見積もりをとったり、業者のホームページで施工例などを確認したりして業者の情報を収集しましょう。
知り合いの口コミや近所で実際にリフォーム工事をしている業者を確認しておくとよいですね。

長く快適にマイホームに住むためには、住宅購入時に将来のリフォームのことについても相談することをおすすめします。

※災害などで家の修繕が必要になった場合はリフォームとはまた別ですので、次回のコラムで紹介させていただきます。
参考URL

リショップナビ
ローカルワークス ドア・建具リフォームの費用相場
ヌリカエ 畳リフォームの費用相場や知っておくべきポイントを紹介
鳴門市 住宅安心リフォーム支援事業

この記事を書いたプロ

河野真範

家づくりを通じ、幸せな暮らしをサポートする不動産のプロ

河野真範(山城地所株式会社)

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