すべては相談者のために。悩みをゆっくりと聞かせてください（1/3）

リラックスできる環境で築くコミュニケーション

　徳島の交通の要・国道192号線から少し入った場所の、テナントの2階に『徳島みらい法律事務所』はあります。法律事務所内といえば、どこか事務的で冷たい印象の空間を思い浮かべがちですが、『徳島みらい法律事務所』は間接照明を巧みに使ったエレガントなインテリアで統一されており、あたたかみのある雰囲気が特徴的です。そこで笑顔とともに迎えてくれたのが、この法律事務所を開設した弁護士の西さん。事務所の雰囲気もさることながら、「弁護士」という言葉からイメージする姿に比べ、西さんがとても若いことに驚く人も多いはずです。
「ここに来られる相談者さんは、特に離婚関係で悩まれている若い女性が多く、そんな方にリラックスしながら話をしてもらえるようなインテリアデザインにしているんです。小さな子供さんを連れての相談も珍しくありませんから、相談室に子供向けの本を置くなどの工夫もこらしています」。そう説明されて、インテリアの感性が若く新しいことにも改めて納得します。「代表である私自身が若いということも、他の法律事務所にはない武器だと思っています。歳が近いほうが身近に感じていただけて、より素直な話が聞けるからです。会話の中で、示談や裁判を進める上で有利な証拠が期せずして得られたりすることもあるので、弁護士にとって相談者としっかりコミュニケーションを取ることはとても大切なんです」。

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【次ページ】場所と費用の問題が、相談者から弁護士を遠ざけてきた

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