顔と顔をつなぐ信頼のお取引で「いい人＆いい物件」の好循環へ（3/3）

心が通うお付き合いを取り持つ、現代に求められる「真の仲介」　

　角さんは、心が通うお付き合いを通じて、物件の価値にも気を配ります。
「住人の方へ気の利いた贈り物をする家主さんがいたり、家主さんと直接顔を合わせる機会を作ったりと、角不動産が仲を取り持ちお互いの距離を縮めることで、良好な関係作りができるのです。心が通うお付き合いをすることで、家主さんは快適に住んでもらえるようにメンテナンスなどに配慮してくれますし、住んでいる人は部屋を大切に使ってくれます」そうすることで、信頼感が高まり物件の価値も高まります。転勤を伴う職種の方は後任の方をその部屋にそのまま紹介するのが慣例になっているほど、角さんに信頼を寄せている物件も多くあるのだそうです。

　時に不動産の仲介を飛び越えて、アパート住人を中心に独身の男女を集めて、懇親会を段取りすることもあるのだとか。なんと最近は、費用はすべて角さん持ち！「少しでも周りの人に喜んでもらいたいんです。みんなが笑顔で幸せになってくれるとうれしいですから」仲介ならぬ仲人さんのような役目まで買ってでる角さんの「みんなに幸せになってほしい」という思いは徹底しているのです。

　これらのあたたかい心遣いこそが、角不動産の人気の本質。人づきあいが希薄になっている時代だからこそ、人と人との笑顔をつなぐ角さん流の「真の仲介」が、多くの人々から支持され続けているのでしょう。

（取材年月：2019年12月）

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