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田尾俊典

脳梗塞などの後遺症改善を得意とするリハビリのプロ

田尾俊典(たおしゅんすけ) / 作業療法士

Rich Life(リッチライフ)

コラム

脳梗塞後の手指のリハビリについて

2022年1月12日

テーマ:脳梗塞 最新リハビリ

コラムカテゴリ:医療・病院

こんばんは!

脳梗塞リハビリトレーニングスタジオ リッチライフ 徳島の田尾です☆

今回は脳梗塞や脊髄損傷の後遺症でよく見られる指の麻痺のリハビリについて お話ししたいと思います。


脳疾患を原因とする片麻痺の症状がみられる人は、動かしにくい手のリハビリもしっかりと行う必要があります。


脳卒中の治療を続けていく中で、麻痺の回復が見られないと診断された場合、自然に動く方の手を使うことにばかり集中してしまいがちですが、それでは麻痺した方の手足を回復させることはできません。


脳は左右に分かれており、右脳ならば左半身を、左脳なら右半身を司っています。


例えば、右半身に麻痺がある人が左の手足ばかり使っていると、左半身を司る右脳が、左脳の活動を邪魔するようになってしまいます。



その状態が続くと、左脳はどんどん退化していき、最終的には右半身が全く動かなくなってしまうということも考えられます。


ですから、左右の半身が動きづらいからと言ってリハビリを中断してはいけません。



■痙性を緩めることが大事




まずは手指の運動機能を高めていきましょう。
手指に麻痺を感じる人の多くは、指のこわばりも同じく感じており、まずはこれを改善することが先決です。


手指の関節をほぐしてあげることにより、筋肉がしっかりと機能し、手指の感覚も働くようになります。


手指はただ闇雲に動かすのではなく、備わった機能を使いながら動かすようにしましょう。


そうすれば、脳に伝わる情報も多くなり、回復をより早めることができるでしょう。


また、手の中への感覚入力はとても大切になってきます。

当施設では新聞紙やお手玉、ヤスリなど様々な道具を用いて手の感覚入力を行なっています。


手指のリハビリの場合、一定の刺激を繰り返すことで、感覚のフィードバックにより運動機能を取り戻すことが可能です。


麻痺側の指は伸ばした状態もしくは握りこんだ状態で固まってしまうことが多い為、自分で動かそうとしてもなかなか上手くいきません。
ですから、そういった方はまず手指の関節の可動域を広げるリハビリから始めましょう。


麻痺側の関節を健側の手で少しずつ伸ばしていき、関節のこわばりを少しずつほどいていきましょう。



■随意運動介助型電気刺激装置について



昔から痛みの抑制や痙性(手足のつっぱり)に対しての電器治療器はリハビリの現場で活躍していますが、近年では脳梗塞や脊髄損傷の後遺症のある方に対して随意運動介助型電器刺激装置といった医療機器が効果的であると言われています。




(IVES+ OG技研カタログから引用)



IVESでは、脳からの運動指令によって生じる筋肉の活動を電気信号として読み取り、弱まった運動指令を補うように、麻痺や筋力低下のある手足に電気刺激を与えます。患者さん自身の随意運動を電気の力で介助する治療法です。



つまりこちらから一方的に電気を流すのではなく、動かそうと思った時に電気が流れるので、運動や感覚のフィードバックが入りやすく複雑な手指の運動の学習がしやすいと言われています。







一般的なリハビリで効果が出づらい方でも、動きが出ますのでとても効果的な機器です。



人によって後遺症や麻痺の具合は異なるため、全ての人にこの方法が適切だというわけではありませんが、片麻痺のリハビリに近年、取り入れられている手法なため、試してみる価値はあるでしょう。



当施設の手のリハビリについてはこちらの動画をご参考ください!

↓↓↓



当施設では最新医療機器である随意運動介助型電気刺激装置のIVES+を導入しておりますので、手足、特に指が動きづらい方はぜひご相談ください!
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この記事を書いたプロ

田尾俊典

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