心身両面からアプローチする整体のプロ（1/3）

体にも心にもアプローチする整体で不調の解決を目指す

　「首や肩のコリ、痛みをはじめ、頭痛やめまい、不眠、寝ても疲れがとれない、自律神経失調など、病院で検査をしても特に異常がない…。そんな不調でお困りの方は多いのではないでしょうか」

　そう話すのは、「なかむら整骨院」の院長で柔道整復師の中村正登士さん。この業界に入り約15年、体の痛みやコリ、疲労感や倦怠感といった不調の改善を目指し、さまざまな施術を追求してきました。

「病名や症状、筋肉や骨の状態だけをみていても根本的な解決にならないと考え、来院していただいた方の心身の様子、いわば『その人自身の全体のコンディション』をみながら、一人ひとりに合った施術とアドバイスを導き出すようにしています。私たちには、体にも心にも自己治癒力が備わっており、それがきちんと発揮できれば色んな症状を癒やしていくことができます。私は、その力を引き出すお手伝いに全力を注いでいます」
　
　中村さんのもとで行っている整体は、体だけでなく心にもアプローチするのが特徴で、検査、施術、改善のためのセルフアドバイスをワンセットにしています。「これら全てがうまく調和し、よい結果につながると考えています」と中村さん。

「当院を開業し10年あまりたちますが、5年ほど前まで、当院では筋肉や骨へのアプローチのみを行っていました。しかし、長年にわたり体に不調を抱える方々に向き合う中で、それだけでは対応できない事例があることや、その場しのぎで不調の改善に至らないことに気づきました」

　治療や施術行っても症状が改善しない。そんな悩みを持つ利用者の声に耳を傾けるうちに、中村さんは「心と体」の結びつきを強く感じ、精神面からのアプローチを実現するための新たな挑戦を始めることになります。

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