不動産業者はハトかウサギか！？どちらが良いのか。

2016年6月18日公開 / 2021年2月26日更新

テーマ：不動産コラム

コラムカテゴリ：住宅・建物

一般の方は知らない方も多いのですが、不動産屋さんのお店で

よく見ると、ハトのマークか、ウサギのマークがあります。

「ハトマーク」は全国宅地建物取引業連合会・全国宅地建物取引業保証協会のマークです。

「ウサギマーク」は全日本不動産協会・不動産保証協会のマークです。

どちらかの、協会に入っている業者がほとんどです。

なぜかといえば宅地建物取引業（不動産業）を営むには、宅地建物取引業法により、
不動産の取引に関して生じた債権を保証をするため、
1,000万円の営業保証金を法務局に供託することになっています。
（不動産取引でトラブルがあった場合に損害賠償などがあれば保証してくれるということになってます）

開業時に1000万円も供託するのに用意できる方は少ないので、
その代わりにハトかウサギのどちらかの保証協会へ加入すると、
営業保証金1,000万円免除され60万円の分担金で開業できます。

よって、どちらかの協会に加入することになる場合がほとんどです。

エフステージはちなみにハトマークの方です。

ちなみに入会前はどっちがいいのか？色んな人に聞いてみましたが、
ハトマークの方が入会費が高くて、ハードルが高いので良い業者が多い
との、ウワサを聞いてました。

しかしながら実情は何とも言えないです。

どちらの協会所属の業者さんでもきちんと仕事をしている
よい業者さんがほとんどですが、あまりお付き合いしたくない業者さんも中にはいます。

ちなみに、以前のコラムで書いてたタケノコ不動産はハトマークでした。

宅建業は士業になりましたが、よほどのことを起こさないと免許取り消し、業務停止などにはならないのも
一因かと思いますが、未だに業者のレベルはかなり差があるように思います。

信頼できる不動産業者選びはどちらの団体に所属しているかよりも
重要なのだと思いますね。