自分と向き合う感動を全ての女性に（1/3）

外見もイメージ戦略　自己プロデュース

　徳島市内を南北に貫く、国道55号線、昼夜を問わず車が行き交うこの道路も、一本奥へと入れば驚くほど静かな環境が広がります。そんな場所にあるお洒落なビルの中の一角に、東條さんが代表を務める「エコエルビューティーカレッジ」があります。

　大手化粧品メーカーで勤務した東條さんが、その経験と知識を活かして、個人向けのメイクアップスクールとエステを併設した「エコール・ド・エレガンス」（現：エコエル）を開業したのは2002年。2015年9月に「学ぶ場」であるスクールと、「癒しの場」であるエステを分離して、それぞれの目的を明確にした「エコエルビューティーカレッジ」と「エコエルサロンドボーテ」へとリニューアルしたそうで、「エコエルビューティーカレッジ」は、日常的なメイク、ビジネスメイク、メディカルメイクなど個人向けのメイクレッスンや、団体・企業研修、講演、また、メイクやエステのプロを目指す人への起業支援まで含めた育成を担っています。

　「皆さんが思っているよりも、人と人の関係の中で見た目の印象というものはとても大切な要素です。相手に与える印象が違えば言葉の伝わり方も変わり、返ってくる言葉も変わります。そう“キレイ”は自分の未来も変え、周囲を元気にし、自分自身にも力をくれるものです。なりたい自分をイメージして表現するテクニックをマスターすることは、強力なコミュニケーションツールを手に入れることと同じことだと思います」。
　東條さんははっきした口調で言います。

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