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コラム

前年比183%アップ!相続税の仕組みとは

相続税

2017年2月13日

家族などが亡くなってしまうことで遺産を相続する場合、相続税はどのような仕組みになっているのでしょうか?
今回は相続税に関し、特に平成27年に法改正された基礎控除について詳しくご紹介します。

相続税の基礎控除とは

相続税は、すべての遺産相続に対してかかってくるわけではありません。ある一定以上の財産を越えた部分にのみ課税されるようになります。それを「基礎控除」と言います。
ちなみに平成27年以前の相続税の基礎控除は以下の通りでした。

5,000万円+(1,000万円×法定相続人の数)

これが平成27年以降は下記のように従前の60%に改正されています。

3,000万円+(600万円×法定相続人の数)

このように法改正によって基礎控除が減額されたことで、今まではかからない人に相続税が課税されたり、元々課税される人は更に増税されたことになります。

法改正による基礎控除引下げの影響

では、平成27年度の法改正で基礎控除額が減額されたことで、相続税の課税対象者はどの程度増えたのでしょう?

国税庁が発表している平成26年度の相続税の課税対象者は5.6万人で、これは亡くなった方全体の4.4%でした。
それが改正後平成27年分の相続税の申告状況をみると、相続税の課税対象者は10.3万人で、これは亡くなった方全体の8.0%。つまり100人に8人が課税対象者ということになります。つまりは約2倍近くにもなったということです。
例えば、学校の1クラスが40人だとすれば、8%だと1クラスあたり3人はかかるということになります。そう考えると案外多いですよね。
以前は一部のお金持ちだけというイメージだったのですが、身近になってきたということです。

基礎控除の計算例

では、最後に具体的に基礎控除の計算例をご紹介します。

■法定相続人が被相続人の配偶者、子供2人の場合。
3,000万円+(600万円×3人)=4,800万円

■法定相続人が被相続人の配偶者、子供3人の場合。
3,000万円+(600万円×4人)=5,400万円

■法定相続人が被相続人の配偶者のみの場合
3,000万円+(600万円×1人)=3,600万円

以上のようになります。ちなみに仮に法定相続人が相続を放棄した場合であっても、基礎控除額の計算は相続放棄をしていないものとして計算します。

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