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コラム

遺言は必ず専門家と一緒に公正証書で

遺言

2017年2月6日

遺言書といって多くの方が真っ先に思い浮かべるのは、自分で書いたもの、つまりは「自筆証書遺言」ではないでしょうか?自筆証書遺言はどういったメリットと注意点があるのでしょうか?

自筆証書遺言のメリット

自筆証書遺言最大のメリットは、自分以外誰にも知られることなく作成することが可能という点です。遺言書は自身の財産分与などについて書くため、相続トラブルを防ぐためにもできれば誰にも知られることなく、書き残しておくことが望ましいといえます。

自筆証書遺言の注意点

自筆証書遺言はほかの方法に比べ簡単に誰にも知られることなく書けるメリットはありますが、逆に法的に正しく書かないと無効になってしまうリスクや、認知症の疑いがある場合などは第三者が関わらないので意思能力を立証しづらいという点もあります。

また文言を少し間違えただけで法律的に問題がある場合もあります。
実際にあった例では「〇〇にすべての預金を相続させる」ではなくて「〇〇にすべての預金を相続させるよう考えて下さい。」と書いた遺言がありました。「考えて下さい。」をどう捉えるかで意味が変わりますよね。
この遺言を持って5つの銀行に手続きに行った所、3つの銀行は許可がでましたが2つの銀行では断られました。
このように自筆証書遺言はメリットもありますが、ちょっとしたミスでもトラブルになるケースが多くあります。このような理由から必ず公正証書遺言をお勧めいたします。

付言事項の大切さ

公正証書遺言で作成する際にも注意点があります。想像していただきたいのですが、もし自分が2人兄弟だったとして、親が残した遺言がすべてもう一人の兄弟に相続させるという内容だったらどのように感じますか?
自分には親の愛情は無かったのか?と悲しい感情になり、今後の家族関係にヒビが入る可能性もあると思います。
そこに例えば「長男が跡継ぎだから」とか、「介護の面倒をみてもらったから」とか、「もう1人には生前に家を買ってあげているから」そのように分配した。「ただし二人共に平等に愛情がある。」と添えられていればいかがでしょうか?
これを付言事項といいます。法律的に効力はありませんが実務上では非常に大切な要素です。

「遺言は必ず専門家と一緒に公正証書で。」
こう言われる背景には一般の方では予期せぬトラブルが非常に多いという裏付けなのです。

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