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コラム

社員の段階に合わせた働きかけ

2023年1月22日 公開 / 2023年1月23日更新

コラムカテゴリ:ビジネス

これまで、社員の定着促進や意欲向上に繋がるものとして、
やる気やモチベーションを引き出す動機付けや欲求に関する考え方をご紹介してきましたが、
今回は、「マズローの欲求段階説」をご紹介致します。

これは、分かりやすい基礎的な理論で、経営学やマーケティングにも活用されているので、ご存じのビジネスパーソンも多いかと思います。

具体的には、人間の欲求を5段階の階層で説明したもので、低層の欲求が満たされると、次の階層の欲求を満たそうとするとされています。
以下のようなピラミッド階層で見るとイメージしやすいかと思います。

    ー(5)自己実現欲求
   ーー(4)承認欲求ーーー
  ーーー(3)社会的欲求ーーー
 ーーーー(2)安全欲求ーーーーー
ーーーーー(1)生理的欲求ーーーーー


(1)生理的欲求

生存するために必要な、基本的・本能的欲求です。
食欲や睡眠欲、排泄欲などが当てはまります。

(2)安全欲求

安心・安全な暮らしへの欲求です。
暴力からの安全、良い健康状態、経済的安定性など。

(3)社会的欲求

愛情と所属(帰属)の欲求です。
友人や家族、会社から受け入れられたい等。

(4)承認欲求

他者から認められたい、自尊心を満たしたい欲求。
他者からの賞賛、注目、名声といった低いレベルと、
自分への自信、自立、自己尊重といった高いレベルがある。

(5)自己実現欲求

自分の潜在能力を最大限発揮し、なりうる最高の自分になりたい欲求。
スポーツや音楽の世界での成功、理想の家庭を築くなど。


特徴としては、低層の(1)生理的欲求から順に満たしていくもので、一度満たされた欲求は動機づけにならないと言われます。
この理論には一部反対意見もありますが、例えば、給与や待遇が悪く(2)安全欲求が満たされていないのに、会社側が(3)や(4)に働きかけても響かないといったところでしょうか。

各社員の現状の段階に合わせたアプローチをすることが、より効果的と考えられます。

ぜひ参考にして頂ければと思います。

この記事を書いたプロ

福山研一

キャリア支援のプロ

福山研一(株式会社アステート)

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