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適性診断の活用

2022年3月21日 公開 / 2022年3月22日更新

コラムカテゴリ:ビジネス

個人のキャリア支援においては、
面談による対話だけでなく、適性診断等のアセスメントツールを自己理解支援などで活用するケースがあります。

企業においても、採用時にSPI等の適性検査ツールを活用されることがあると思いますが、採用後もコミュニケーションの円滑化やモチベーションアップ等に有効活用することができます。

今回は、様々ある適性診断の種類や概要についてご紹介致します。

【キャリア・アンカー診断】
キャリアを選択する上で最も大切にしている価値観を診断します。
キャリア・アンカーは8つのタイプに分類されますが、何がその人の仕事のモチベーションになるか掴むことができます。

【RIASEC(職業興味)診断】
6つに分類される職業と個人のパーソナリティを診断します。
興味を持った職業領域を把握することで、意欲的に取り組めるポジションへの配置が図れたりします。

【一般職業適性検査(GATB)】
適性のうち、能力に関する9つの特徴について測定します。
能力を発揮できる、成果が期待できる職務を把握することができます。

【社会人基礎力】
経済産業省が提唱する社会人として活躍するために必要な能力の診断。
3つの能力と12の能力要素を診断し、適材適所の配置や、フォローが必要なポイントの把握に役立ちます。

【エゴグラム】
交流分析という人間関係の心理学理論をもとに考案された性格分析。
各々の特徴を知ることで、その特徴に合わせたコミュニケーションが行え、良好な人間関係の構築が図れます。


以上が主なものになりますが、実際の診断については、厚生労働省「ジョブ・カード制度総合サイト」内で簡易版の提供があったり、労働政策研究・研修機構でツールの販売が行われていたりします。

その他、採用時などの総合的な適性検査ツールとしては、SPI(リクルートキャリア)や、玉手箱(SHL社)、DPI(ダイヤモンド社)などもよく聞きます。


なお、弊社でも、社会人基礎力の診断ができるSkill Analystや、興味や価値観も含めた総合
的なキャリアガイダンスシステム「キャリア・インサイト」を保有していますので、用途に応じた最適なツールの相談や、お試し利用など、お気軽にご相談ください。

この記事を書いたプロ

福山研一

キャリア支援のプロ

福山研一(株式会社アステート)

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