マイベストプロ徳島

コラム

人材開発支援助成金の活用

2017年10月29日 公開 / 2018年1月27日更新

コラムカテゴリ:ビジネス

人手不足、採用難と言われるようになって
久しいですが、

考え方を切り替えて、
採用が難しければ、採用しなくてもいいように、

・離職者を出さないようにする(定着促進)
・今いる社員のパフォーマンス向上を図る

といった観点で対策を講じる企業も増えつつあります。


その具体策のひとつとして、
社員の方に定期的なキャリアコンサルティングを
実施するセルフ・キャリアドック制度の導入が
注目されています。

働き方改革も叫ばれていますが、
厚生労働省もこの制度の普及・推進を図るべく、
導入・実施にあたり、助成金制度も用意されています。


人材開発支援助成金


セルフ・キャリアドック制度の導入および実施で、
助成額:47.5万円。
 (生産性要件を満たす場合:60万円)

<導入>キャリアコンサルティングの実施計画作成、
    就業規則への規定等(労働局の認定要)

<実施>キャリアコンサルティングを全従業員に対し、
    定期的に実施
(受給申請は、最低適用人数1~5人の実施で可)


※詳細は厚生労働省HPも参照ください。

※平成28年度は、キャリア形成促進助成金、
  平成27年度は、企業内人材育成推進助成金
  にて同様の助成。


セルフ・キャリアドック制度にかかる経費


・キャリアコンサルティング費用
 外部のキャリアコンサルタントが実施する場合、
 1人あたり費用(*)×実施人数分
 
 (*)地域やコンサルタントにより、
   5,000円~20,000円程度。
 
・助成金申請代行費用
 社会保険労務士に代行依頼する場合に発生
 (助成額の〇%等)


受給できる助成金額と、必要経費を考えると、

特に経費余力も少ない10人前後から20人くらいの
少人数の会社など、全従業員に数年間実施しても、
十分に助成金の範囲内にキャリアコンサルティング
費用がおさまるので、

リスクなく試して頂ける制度ではないかと思います。

社員の定着促進・意欲向上に助成金活用も有効です。


本題のセルフ・キャリアドック制度に基づく
キャリアコンサルティングの詳細については、
また別の機会にご紹介したいと思いますが、

ぜひお気軽にお問い合わせください!
 

この記事を書いたプロ

福山研一

キャリア支援のプロ

福山研一(株式会社アステート)

Share

福山研一プロのコンテンツ

  1. マイベストプロ TOP
  2. マイベストプロ徳島
  3. 徳島のメンタル・カウンセリング
  4. 徳島のキャリアカウンセリング
  5. 福山研一
  6. コラム一覧
  7. 人材開発支援助成金の活用

© My Best Pro