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前田信夫プロのご紹介
本物志向の素材選びと加工まで大工ならではのひと手間を加え、和モダンを基調とした家づくり(2/3)
建築の簡素化が進み、新建材が当たり前になった時代だからこそ、木の温もりや無垢材の良さを改めて実感
18歳で大工だった父親に弟子入りした前田さん。
「子供の頃から父親の仕事を手伝っていたこともあったし、やんわりとプレッシャーをかけられたこともあって(笑)、中学くらいから自分は大工になると決めてました」
前田さんが大工になった頃の家づくりは、図面起こしから木材に目印をつける「墨付け」、その目印に合わせて木材を加工する「刻み」など、建て方すべてが手作業でした。時代の流れと共に建築は簡素化が進み、コストパフォーマンスを重視した新建材を使っての建築が当たり前になればなるほど、前田さんの大工としての理念は昔ながらの木材や自然素材を使った建築を追い求めます。
木材をあらかじめ工場でカットして建築現場に持ち込む「プレカット工法」が主流となっている現在では珍しい、特殊材(大黒柱、差し鴨居、丸太材梁など)の墨付けや刻みを、時間とコストが許す限り丁寧に手掛けるのも前田流。
「日本の気候に木造住宅が適しているというのは言うまでもないことですが、自然素材なら更に効果的です。湿度調整の働きをする無垢材に囲まれた家は、夏には自然の風が室内を通り抜け、冬には温めた空気を逃さないという風に身体に居心地の良さを感じることができますし、珪藻土や漆喰でできた塗り壁は部屋の湿度を調節してくれるうえ、保温や脱臭効果もあり、さらに耐火性にも優れています」
老朽化を招く原因となる湿気を防ぐために家には換気が重要だと言われていますが、通気性の良い自然素材を使うことは家の寿命を延ばすことになり、長く住めば住むほどその恩恵を感じることができます。
「見た目や風合いも美しく、そこに大工ならではの『ひと手間』をくわえることで個性やこだわりなどを反映させることができます」
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