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横澤肇

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横澤肇(よこざわはじめ)

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コラム

給湿を行う紡績又は織布の業務

衛生管理者

2015年9月29日 / 2018年9月15日更新

 このホームページにたどり着く方の多くが「給湿を行う紡績又は織布の業務」というキーワード検索をされています。
 粉じんに関係する問題でこのような文章表現が出てまいりますが、「これって何」「危険なの、有害なの?」「どう評価するの?」というところで検索されているのでしょう。
すこし衛生管理者試験から離れて考えてみます。

 埃っぽい仕事  こんなイメージで良いでしょう。どのような作業が思い浮かぶでしょうか。ではその埃っぽい仕事すべてを粉じん作業と言うのでしょうか。

 さまざまな埃っぽい仕事があります。(現実にその作業をされている方には、失礼な話になってしまうかもしれませんが、試験問題を考える上での説明として、ご容赦ください)
 衛生管理者、言い換えれば労働安全衛生法で考えるのは「吸い込んで」肺にじん肺という症状をもたらす作業について「気を付けよう」という主旨なのです。埃っぽい仕事すべてではありません。たとえば、パン屋さんで小麦粉を混ぜるとき小麦の細かい粉が舞い上がります。綿花から糸や布を作るときには繊維くずが舞い上がります。当然石や鉱物の粉砕や加工、セメントの袋詰めなども粉じんが舞いますね。安衛法では、粉じん障害防止規則の第2条の別表で粉じん作業の一覧を示しています。主に岩石や鉱物がその元となった粉じんや、セメントや陶磁器の原料などを扱う作業が粉じん作業として掲載されています。食物系や、繊維系の埃っぽい作業はこの表には無いのです。
 では「給湿を行う紡績又は織布の業務」とは何かですが、繊維くずが舞い上がることは想像いただけたことでしょう。では「給湿」です。これは「湿り気を与えながら」という意味です。「学校給食」という言葉の使いかたと同じです。「繊維くずが空気中に飛散しないように、霧吹きで水をふきつけるなどして糸や布の加工をしている」という事になり、安衛法でいう粉じん作業から比べると、「危険度の低い原材料で、しかも飛散防止をしながら作業している」となります。じん肺の可能性は低いと考えられます。

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