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横澤肇

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横澤肇(よこざわはじめ)

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コラム

SBS学苑 衛生管理者 問題の解き方 11

衛生管理者

2013年7月9日 / 2014年5月5日更新

問 化学物質等安全データシート(MSDS)に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
(1)MSDSは、健康に対する有害性を有する化学物質だけでなく、爆発性等の危険性のある化学物質も対象とされている。
(2)MSDSの記載内容は、化学物質等の「名称」、「成分及びその含有量」、「人体に及ぼす作用」、「貯蔵又は取り扱い上の注意」等の項目についての情報である。
(3)MSDSに記載する「人体に及ぼす作用」としての化学物質の有毒性の範囲には、急性毒性、皮膚腐食性・刺激性、発がん性、生殖毒性などが含まれる。
(4)MSDSは、化学物質に関する重要な情報が記載されている文書なので、厳重に保管し、閲覧できるものを限定する。
(5)MSDSは、すべての作業環境で生じる状況を網羅する情報として提供されるものではないが、職場における化学物質管理のための重要な情報の一つである。


考え方
MSDSがどういうものなのかを 把握していれば簡単な問題ですが、MSDSについての知識がないとなかなか答えが出てこない問題です。MSDSは、その化学物質はどのような特徴があって、どんな危険があるかを知ってもらうためのものです。このような明確な間違いが見つけにくい文章問題は、一番遠いと思われるものを見つけ出していきましょう。

解説
(1)健康に対する有害性だけでなく、化学物質の性質を知るためでもあります。燃焼している金属マグネシウムに水をかけると爆発するそうです。物質によっては燃焼を水で消し止めるという方法が取れないことがわかります。爆発性についてのデータも重要ですね。
(2)重要な情報ととらえていいですね。その物質が漏えいした場合、まず何の物質なのかがわかり、どのような対応をすればよいのかを考える必要があります。台所で、塩、砂糖、小麦粉、片栗粉を小さじ1杯分小皿に入れて並べたら、すぐに見分けがつきますか?見たこともない化学物質なら、なおさらです。
(3)これも人体への影響として重要な項目ですね。
(4)重要な文書だから厳重に保管して、限定した者にしか見せない?土地の権利書のような扱い方ですが、このMSDSは大勢の方にその危険性を知ってもらうことが、緊急時の対応をスムースにします。この設問とは逆ではないでしょうか。
(5)文章が読み取りにくいですね。「すべての作業環境で・・・ものではない」と否定的な使い方ですが、この意味は「世界中のありとあらゆる環境で、共通することではない」という感覚でしょう。しかしそのあとの「職場における  管理のために重要」とありますので、そのとおりですね。

答え
(4)厳重な管理をし、対象者を限定する。これはこの5つの設問の中で、もっとも理想から遠い文章表現です。

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