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杉浦菜美

あらゆるシーンにおける香りの提案のプロ(調香師)

杉浦菜美(すぎうらなみ)

Victoire(ヴィクトワー)

コラム

「香り」への先入観が覆る瞬間~高校生のコメントを読んで~

香り

2018年5月10日

4月末に行った講義「タッチングケアとアロマ」
介護福祉士を目指す高校生32名が対象でした。
講義の様子

先日、そのときに生徒さんが書いた感想を、先生が送ってくださいました。
真剣に聴いてくださっていたこと、それぞれが利用者さんの立場でも考えながら受けてくださっていたこと。
純粋なこどばの一つ一つに感動してしまいました。

香りには好き嫌いがあり、押し付けてはいけないことや、
アロマは、「植物」から採れる自然の恵みであること。
また、アロマセラピーは病気を「治す」ものではないということ。
実際に「人」に対してアロマを実践する場合には、注意すべき点が多くあります。

香りが苦手な人もいるのも確かです。
そのときには、臨機応変な対応が求められます。

感想の中に、印象深いものがありました。
香りに敏感で、「アロマは苦手」と思い込んでいた生徒さんのものです。
感想文
(私たちの住む地域に生えている樹木「黒文字」の枝葉から採れたアロマについて、コメントくださっています。)

香りの受け取り方はそれぞれ。
それはもちろん、香りに限ったことではありません。
でも、自分が「好き!」と思える人・ものに出合えるということは、とても素晴らしいことだと思います。

そういう意味でも、本物のアロマをお伝えしなくてはならないと、改めて気を引き締めています。
天然の香りと、合成の香りの違いを知っていただくこと。
正しい使い方(希釈の方法)を知っていただくこと。
そして、アロマセラピーに使用できる香りの選択肢が、今、急速に広がっているということ。
私がアロマを始めた10年以上前には、日本産アロマはほとんど流通していなかったと思います。
「このメーカーだから」ということではなく、それぞれのメーカー、それぞれの産地の得意分野があり、
それらを一度に比較検討する機会をつくるのは、とても意味のあることだと思っています。
その中から、自分に、人に、最適なものを選べばいいわけです。
(ただ、やはり各メーカー、各スクール間に「ライバル意識」のようなものが存在するのは事実でしょうし、
それはある意味仕方のないことでもあるとは思います。)

幸いにも、私は比較的自由に動くことができる状況にいます。
自らそのような場所を選んでいる、と言った方が正しいかもしれません。

選択肢を提示し、それを、それぞれの人が、適切に選ぶことができるサポートをするために…
人の幸せにつながる「アロマ」を提案してくために…
私自身も先入観を捨て、常にニュートラルな状態で、ジャンルの垣根を越えた活動を今後もしていきたいです。

初心を忘れずにいさせてくれる、一つ一つのお仕事に、感謝しています。

この記事を書いたプロ

杉浦菜美

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