天然素材の持ち味と家相をみる九星気学で「人に優しい住まい」（2/3）

天竜美林の良質な木を活かすため地元協議会の会長としても活躍

　瀧口さんは自社だけでなく、地産地消を推進するために地元工務店や大工さんら15社で組織された「天竜・無垢の木・ひのきの家普及促進協議会」では会長に就任。モデルハウスは天竜産ひのきを100％使って建てられた「総ひのき造り」の家で、芳香、つやの素晴らしさを体感してもらうことでき、天竜美林に育まれた良質な木の住まいを提案しています。
この協議会には木材、設計、技術のプロが結集して家づくりに携わり、施主は自分の家に用いる木を山に出向いて選ぶという極上の体験も可能にしています。ひのきは純和風のイメージが強い木材ですが、モデルハウスではモダンな洋の空間も表現されていて、天然木の様々なコーディネートを見ることができます。
　「地元には力のある優秀な棟梁が数多くいますし、素晴らしい天竜材があるわけですから、これを活かさない手はありません。もちろんどの材料にも良い面とそうでない面がありますから、お客様に正直にお話ししています」とのこと。元々面倒見が良く、自社のイベントもクッキング教室や木工教室など、体験型で楽しんでいただくことを企画するのが得意なことから、協議会でもまとめ役として、お客様のおもてなし役として、日々活躍されています。
天然木と聞くと高いのでは…と思われがちですが、広告宣伝費などは最小限として、設計も全て自社で行う同社では「ハウスメーカーさんと比べていただくとよく分かっていただけると思いますが、価格は充分におさえて、いいものを適正価格でご提供しています」とおっしゃいます。

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