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堺利行(さかいとしゆき)

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コラム

「木材を守る」 基礎の高さと地盤の防蟻

木の家に住むこと

2014年8月15日 / 2014年8月18日更新

シロアリは基礎で防ぐ!

床下は湿気がこもりやすいため、床下空間に外部からの水蒸気を
侵入させないように、コンクリートと防湿フィルムで入念な防湿措置
を講じる必要があります。

 (防湿はコンクリートとフィルムで)

基礎はベタ基礎を採用し、基礎の立ち上がり高さは500㎜を確保
します。耐圧盤と立ち上がり部分はなるべく一体打設とし、打設を
分ける場合には打ち継ぎ部分に止水板を入れ、打ち継ぎ部分から
のシロアリの侵入を防ぎます。

 (可能な限り一体打設とする)

また、配管ルート確保のため、給排水管が基礎を貫通する場合は、
基礎と配管の隙間には防蟻性の薬剤入り現場発泡ウレタンなどで
隙間処理をおこないます。

 (打ち継ぎ部の止水板)

床下は乾燥を保つ!

基礎断熱工法と床下断熱工法とでは床下の防湿対策と換気方法が
異なります。基礎断熱の場合は、床下は室内空間として捉えるため
外気を遮断して気密化を図ります。床下の空気は壁内部に通気され
ます。床下断熱の場合は、床下は外部空間の扱いとなるため、確実
な換気をとる必要があります。通気型基礎パッキンを使用し、いつも
床下に空気が流れ、乾燥な状態を保つ必要があります。 よって、冷
気が壁内に入らないように断熱材の端部や合わせ部分の気流止め
が必要です。

見えないところで繁殖を始めるシロアリには、何重にも対策を講じておく
必要があります。

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