退院後、自宅へ戻ることが難しいため介護施設を探すことに・・・

2016年7月1日公開 / 2017年3月17日更新

コラムカテゴリ：医療・病院

ウチシルベ静岡に実際あったご相談をご紹介いたします。

ソーシャルワーカーさんからご相談をいただきました。

現在、骨折で入院中で自宅に戻るのは難しいので施設を探してほしいと電話でご相談がありました。
入院中の方の状態をお聞きすると、骨折で入院中で支援２の方。
認知症状はないのでサ高住か有料老人ホームを希望とのことでした。
キーパーソンの娘様から少しお話を伺っていて、月額は１５～１８万　入居金はある程度出せるとのことでした。
ご自宅が清水のため、なるべく家から近い施設を希望されています。
来週、リハビリ経過をご家族にお話しするので、一緒に同席して施設のお話をしてほしいと
SWさんからのお話しでした。
当日までに条件に合う施設をお探しし、施設の受け入れ条件や空室状況を確認し
パンフレットなどの資料を準備いたします。

当日はSWさん・入居予定者様・娘様・私の四者面談で行いました。
直接お話しをお聞きし、入居予定者様は施設のことは娘様に任せるとのことで、娘様から詳しくお話をお聞きしています。
母は清水の自宅に一人暮らしをしていて、たまに顔を見に母の家に行っていて
ある日、家に行くと部屋で転んでおり娘が来るまで転んだままの状態だったそうです。
入院のきっかけは、この時の骨折で、今はだいぶ良くなっていますが、歳も歳だし、
娘様も毎日顔を見に行けないので見守りや夜間対応がある良い施設はないか・・・とのことでした。
お祭りなど賑やかな雰囲気は好きだが、引っ込み思案な性格で積極的には参加できない方で
自宅では一人でゆっくり過ごされていたそうです。

SWさんから事前にお聞きしていた内容をふまえ事前に準備した資料の中から、
条件にはまる施設を３つご提案させて頂きました。

その後は、ご家族様と施設の見学日程を決め施設見学に行き、提案施設の中から、
比較的自立の方が多く、月に何度か近くの幼稚園の園児が遊びにくる地域密着のボランティアの多い施設に入居を決めました。
自宅で一人で過ごすことの多かったお母さまですが、施設に入居して少し笑顔が増えたような気がすると娘様がお話をされていました。