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村松繁

長期投資のプロ

村松繁(むらまつしげる)

保険アイマーク株式会社

コラム

江戸時代から振り返る為替の歴史 その1

長期投資を始めよう

2016年8月13日

私たち保険アイマークでは、基本的に米ドル建てや豪ドル建て、
それにユーロ建てといった外貨建ての生命保険をお勧めすることを控えています。

それは、為替という「えたいの知れない」レールにお客様のお金をご案内することは
避けようという考え方から出発しています。

たとえば、20代で終身保険に加入した女性が90歳で亡くなったとしましょう。
その間、70年。
もし仮にその方が1ドル100円程度のレートのタイミングで申し込みをされて、
70年後、1ドルが1円になっていたら、
お客様の保険金の価値は100分の1になってしまいます。

そんな恐ろしいものをご案内できないと私たちは考えています。

なぜ、そんな考え方になったのか?

根本的な理由は、長期間の為替の歴史を私たちの眼で確認しているからです。

みなさんにも、少々時間をいただき、江戸時代からの為替の歴史を振り返ってみましょう。

仮説:徳川幕府は為替で崩壊した


時代は江戸時代末期。

徳川幕府では
金と銀との交換比率は
金1に対し銀5となっていました。

徳川幕府は、世界の基準に比べて銀が大切にされていたようです。

BANKという単語が金行ではなく銀行と訳されたことも、
このあたりに起源があるのではないでしょうか?

また、金座よりも、銀座という言葉のほうが、
大変多く日本に残っているのもそのなごりなのかもしれません。

銀座煉瓦街のミニチュア(江戸東京博物館)


それに対し、
世界での金と銀との交換比率は金1に対し銀15。

この違いが江戸幕府に崩壊をもたらしたのかもしれません。

では、この状態だと何がおこるのかを見てみましょう。

たとえで外国商人に登場してもらいます。

商人が、上海で両替所に金貨を一枚持っていくと銀貨を15枚くれます。

その銀貨を江戸に持ってくると
金貨3枚に替えてもらえます。

この金貨3枚を再び上海に持っていくと銀貨45枚に替えてくれます。


外国商人たち

この作業を繰り返すだけで、
外国人は大金持ちになります。
そして、徳川幕府は大量の金貨を外国人に奪い取られたことになります。

大量の金貨の流出によって
徳川幕府の財政はひっ迫し
大政奉還へと追い詰められたという仮説です。

為替の歴史は
『通貨戦争』と言い換えても良いでしょう。

為替によって、国家が滅亡したり破たんしたりする例は
現代社会でも枚挙にいとまがありません。
ロシアのルーブル危機、タイの通貨危機、韓国の通貨危機など・・

次回は崩壊した徳川幕府に変わり
明治政府の為替を解説します。

その2に続きます。

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