本当の休み方

谷津吉美

谷津吉美

テーマ:漢方・健康の保ち方 ― 気・血・水の循環


「休日も気持ちが休まらない」「休日明けはいつもより体調が悪い」などうまく休めないことはありませんか?実はそれぞれの心理状態によって「本当の意味で心や身体を癒やすことが出来る休み方」は異なります。短い時間でも自分に合った本当の休み方をとることで心身がとても楽になります。
BASICPhという紛争の絶えないイスラエルから生まれた回復するための6つのチャンネルという考えがあります。

「B=Belief(信念・価値)」信仰や価値観、スピリチュアリティなど信念をベースに世界を捉えたり、「おまじないをする」「自分は大丈夫だと強く信じる」
「A=Affet(感情・情動)」怒る・笑う・泣く・楽しいことを見つける・愚痴るなど感情を表現すること
「S=Social(社会的)」人や組織・コミュニティとつながること
「I=Imagination(想像力)」「ドラマや映画を鑑賞する」「絵や物語を書く」など想像力を使う
「C=Cognition(認知)」「知識や情報を調べる」など情報を集めて解決手段を考える
「Ph=Physiology(身体)」「運動する」「おいしいものを食べる」「瞑想する」「外に出かける」身体にアプローチすること
皆様が休むときにどのチャンネルを良く使いますか?また、そのチャンネルを使っていてもあまり回復出来ない場合は今の心身にチャンネルが合っていない可能性があります。いまの自分に出来そうなことをトライしてみてください。
 
漢方をBASICPhに当てはめると、漢方相談はSとAで、漢方を飲むことはPHにあたります。また、このむつごろう・むつみ新聞はCにあたります。漢方で治すことだけではなく、癒やしの時間となるよう日々全力を尽くします。

参考文献 心療内科医が教える本当の休み方 鈴木祐介

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

谷津吉美
専門家

谷津吉美(薬剤師)

有限会社むつごろう薬局

漢方医学を専門に23年。不妊症をはじめ各種女性の悩み・アレルギー・皮膚病・自律神経失調症などの症状に、深い知識で丁寧に対応。また静岡県立高校の進路指導講演会や不妊専門雑誌などで漢方薬を広めています。

谷津吉美プロは静岡新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

女性の悩みをやさしく包み込む漢方薬のプロ

谷津吉美プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼