ピンク色のあじさいにするために〜生薬の話 「牡蛎 (ぼれい)」
2023年11月26日(日) 毎年恒例の当帰の収穫に行ってきました。朝は曇り空で、三島の当帰畑に行く途中、パラパラ雨が降ったのですが、到着してからだんだん太陽が出てきて.昨年同様、あたたかな収穫日和となりました。
昨年は葉と茎、青虫、バッタ、幼虫などたくさんの昆虫も一緒に育っていました。当帰は小さい白いかわいい花が咲きます。花が咲いている当帰の根っこは、細くて短いので、掘るのが少し楽です。花や葉に栄養を取られてしまう様です。
それとは反対に花も無く葉も茎も小さい当帰は、土の中の根っこが太く長く、四方八方に伸び大地をしっかりつかんでいて、掘り出すとこもとても大変でした。収穫した当帰は葉と根っこに分けて、日陰干しし2~3ヵ月後に湯もみをします。 これも大変な作業です。
今年の当帰達も夏の猛暑にも、超大型台風にも負けず香り強く、緑濃く、力強くたくましく、りっぱに育ってくれました。皆様が安心して飲める(使える)当帰茶、漢方、紫雲膏になっていきます。
次回は当帰の湯もみの様子をお伝えします。