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コラム

うっかりドーピング禁止薬①~静岡県島田市からスポーツファーマシストのメッセージ~

アンチドーピング

2017年6月15日

許さないドーピング違反

 スポーツをする上で絶対に守らなければならないルールの一つにドーピングがあります。
ドーピングをすることはアスリート自身の健康を害するだけではなく、スポーツの価値やフェアプレーの精神を貶めるものです。

去年はロシアの国家ぐるみのドーピング疑惑で世間の注目が集まりました。
そして現在、世界的なドーピング違反撲滅の動きが加速しており、2020年の東京五輪ではさらなる厳しいドーピングの取り締まりが行われるといわれています。

そんな中、日本人アスリートのドーピング事情はどうなっているかというと、海外に比べアスリート自身のアンチドーピング意識が高いため、他国に比べドーピング違反事例は極めて少ないと言われています。

うっかりドーピング


それでも、年間に数例のドーピング違反が国内でも発生しております。
そしてその多くが、身体能力の向上を企図したドーピングではなく、一般的な病気の治療やサプリメントに禁止物質含まれていたことによるいわゆる「うっかりドーピング」です。

うっかりドーピングは禁止物質と知らずに医薬品やサプリメントを摂ってしまったことによる違反で、一見アスリートに責任はなさそうに感じますが、違反となった場合、アスリート自身に出場停止や記録抹消が科せられます。

ツロブテロール

日本人のうっかりドーピング事例に多い薬品の一つに風邪や気管支喘息の治療に使われる「ツロブテロール」というお薬があります。
ツロブテロール
よく使われる剤形として肌に直接貼るテープ剤のものがあり、こちらがよく違反事例として上がることがあります。

こちらの薬剤はベータ2作用薬といわれ、気管支を拡張して呼吸を楽にする作用があります。呼吸が苦しい風邪や喘息の患者様にはとても有効なお薬ですが、ドーピングの禁止物質としてドーピング禁止表国際基準にも記載されています。

東京五輪にむけてこれからは一般アスリートでもドーピング検査が実施されることが出てくるといわれております。

特に中学生や高校生アスリートは国体などでもドーピング検査があるので、一般の治療やサプリメントの摂取でも摂る前に一度、スポーツファーマシストに相談しましょう。

JADA公認スポーツファーマシスト
清水雅之

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