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コラム

リオ五輪における中国水泳選手のドーピング違反について ~スポーツファーマシストによる解説~

アンチドーピング

2016年8月15日

今回のオリンピックは開会前よりドーピング問題には注目が集められていました。

そんな中、残念なことに水泳女子バタフライ100mで4位入賞した選手がドーピング検査に陽性反応を示したことが報じられました。


 検出された「ヒドロクロロチアジド」という薬物はもともと尿の出す量を多くすることにより、血圧を下げたり、浮腫をとるものです。
ドーピングの禁止表においては「S5利尿薬および他の隠ぺい薬」というドーピングを隠すための薬物にカテゴリーされています。
この薬物は薬物事態に身体能力を上げる効果はあまり期待できません。
しかし、尿量を増やすことにより、禁止薬物を早く体外に排出したり、使用を隠すために用いられるため使用が禁止されています。

そして、この薬物はルール上どの投与経路においても禁止さているため、口から飲んだり、塗ったりしたものが検査で引っかかれば違反に問われる可能性が高いとされています。

今回のドーピング陽性がでた選手がどのような意図で「ヒドロクロロチアジド」を体内に取り込んだかは不明ですが、意図的であれば論外ですが、そうでなかったとしても厳しい裁定は避けられないかと思います。

「ヒドロクロロチアジド」のような薬は一般にも広く使われており、身体能力向上を意図しない「うっかりドーピング」としての事例も多く報告されています。


リオ・ドーピング


2014年には日本でもバレー選手が使用したニキビ治療の塗り薬に同種の薬物「カンレノン」が含まれていたとしてドーピング違反となってこともありました。

アスリートが摂取するものはすべてアスリートの責任として帰ってくるのがドーピングのルールです。

2020年の東京オリンピックにむけて日本国内でもドーピング検査が増えることが予想されています。
現在、学生であってもいつドーピング検査の対象となるかわかりません。

そんな時は、ドーピングの専門スポーツファーマシストをご活用ください。

JADA公認スポーツファーマシスト
清水雅之

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