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コラム

かかりつけ薬剤師③ ~災害に強い薬剤師~

災害医療

2016年5月25日

平成28年熊本地震により被害を受けられた皆さまに、心からお見舞い申し上げます。


今回は災害時にお役立ていただける「かかりつけ薬剤師」制度をご紹介いたします。

 
 5年前の東日本大震災や今回の熊本地震においても、津波や家屋の倒壊により、普段使用しているお薬が手元になくなってしまい苦労した方が多くいらっしゃいます。

加えて病院や薬局も被災し、お薬を手に入れることが難しくなることも大いにあり得ます。


皆様ご存知ですか?

じつは静岡県の薬剤師は災害に強い薬剤師が多いんです。

むかしから東海地震の脅威を意識している静岡県民なので薬剤師も日々、災害対策のため訓練や研修をおこなってきました。

その中でも特別に訓練と研修を修め、大規模災害などへ対応能力をもち静岡県から「災害薬事コーディネーター」として任命された薬剤師が1市町村に2~4名程度います。


「災害薬事コーディネーター」は普段、まちの薬局で働いていますが、大規模災害時には県や市町村に協力し、救護所運営や医療物資の管理を行う薬剤師です。


そのため、災害薬事コーディネーターは災害時の医療体制や救護計画などを熟知しています。





 患者様のなかには数日お薬を切らしたり、血液透析など特別な治療を受けないだけで体調に重大な影響を及ぼす恐れがあり不安を抱えている方も多いかと思います。


このような不安にも「かかりつけ薬剤師」はご活用いただけます。

災害時のお薬や治療について、どうしたらいいのか薬剤師に相談してみましょう。

また、災害時の対応についてプランを検討してもらいましょう。

そして災害時には「かかりつけ薬剤師」として頼ってみてましょう。

○対応例

・インシュリン注射の常備と災害時薬剤交付について医師と取り決めをしてもらう。

・透析患者について対応策を検討と災害時の行動プランを作ってもらう。(円滑に被災地外へ搬送できるよう)

・避難所などでもいつものお薬をもらえるようにサポート(お薬情報)



災害医療に詳しい薬剤師を「かかりつけ薬剤師」とし、取り決めしておくと災害時の混乱を最小限に抑える手助けとなるかと思います。


静岡にお住いの皆様の地域にも「災害薬事コーディネーター」は必ずいるかと思います。

現状はなかなか薬局にて「災害薬事コーディネーター」を掲げている薬局はあまりないと思うので、お住いの地域の薬剤師会に問い合わせればおしえてくれるかもしれません。

そして、あなたの地域の災害薬事コーディネーターを「かかりつけ薬剤師」として活用してみてはいかがでしょうか。




静岡県災害薬事コーディネーター(島田地域)

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