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コラム

商家で行われていた養子縁組

相続 事業承継

2015年4月18日 / 2015年4月27日更新

江戸時代に商家では事業を承継させるために2つの経営手法が取られていたようです。

男系相続の場合における番頭経営がその一つであり、もう一つが女系相続の場合の婿養子経営です。

男性が商家を相続する場合には、江戸時代に比較的大きな商いをしていた商家では、番頭経営の慣行が成立していました。

経営は大番頭を始めとする番頭達に委任して、家督を相続した当主が商家の財産を所有していました。つまり、所有と経営が分離された型式で商いを行っていたのです。

そして、大阪や船場といった地で商いを行っていた商家では、男系に相続するよりも有能な能力を持つ婿養子に託すほうが安全と考え、番頭の中から優秀な者を選んで娘の婿養子にして、家業も家督も継承させていくという女系相続が行われていました。

その結果として、長男は相続人に相応しくないとして分家させることがあったようです。

安田財閥の安田善三郎や岡崎財閥の岡崎忠雄などが婿養子として財閥での経営に手腕を発揮した方として有名ですが、新たな息吹を吹き込むには婿養子というのは最適の方法だと考えられていたようです。

これらは、何よりも暖簾の継承を大切にする商家の特徴の現われであり、「家業第一主義」が貫かれていた当時の商家では、当たり前の経営手法であったのです。

ここで大事なのは、江戸時代の商家では経営母体である家を私有財産として見るのではなく、「家・親族・別家・組合を末代まで存続させるためにどうしていくのか?」という意識が、経営の根底にあったということにあります。

会社を永続的に事業母体として存続させるためには、私情を絡めた血族への事業承継というのは、考え直さなくてはいけないのかもしれません。

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