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財務諸表を使いこなす技術

経営

2015年4月9日 / 2015年4月27日更新

会社経営されている方は、必ず財務諸表に目を通しているはずです。

財務諸表には、「貸借対照表」「損益計算書」「製造原価報告書」「株主資本等変動計算書」「個別注記表」等があります。

これらの中で、会社の財政状態を表したものを「貸借対照表」と言い、会社の経営成績を表したものを「損益計算書」と言いますが、皆さんは損益計算書ばかり見ていませんか?

損益計算書は一会計期間における利益を表しており、法人税計算を行うには必須の資料です。しかし、損益計算書は一会計期間の利益を示しているに過ぎません。

利益を重視する経営をしていても、単年度だけを見るのではなく複数年度に亘る数字の流れ・傾向というものを捉えていく必要があります。貸借対照表ならば、会社の利益の積み立て履歴を見ることが出来ますので、2つの財務諸表を複合的に使いこなす必要があります。

1世紀も前にドイツのシュマーレンバッハという学者は、「動的貸借対照表論」という論文を発表しています。この論文により、貸借対照表は財産がどのくらいあるのかを示す財務諸表から、損益計算の未解決項目を収容する財務諸表であるというように考えるようになりました。

その学術的な意味は、当期期間収益と当期収入とが、また当期期間費用と当期支出とが一致しない為に生じた時間的ズレを調整し、当期と次期以降の期間損益計算とを結びつける役割を果たすのが貸借対照表であるという「動態論」というものを提起したというものです。

税理士試験や公認会計士試験では、決まり事を問われるために、会計学の勉強はしていても学問として研究をしていない人達が多いのが現実です。従って、税理士や公認会計士だからといって、会計学の本質が判っている人は少ないかもしれません。

しかし、会計理論が判れば財務諸表を自在に使いこなすことができるようになるはずです。

経営者の方は、簿記を学ぶ必要はありませんが、財務諸表を使いこなす技術を学んで欲しいと思います。

シュマーレンバッハの動態論

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