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金子哲也

カラー畳で演出する空間づくりのプロ

金子哲也(かねこてつや)

有限会社カネコプランニング/カネコ畳工房

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コラム

幻の畳を知っていますか?

畳に関する話

2017年9月14日 / 2017年11月6日更新

幻の琉球畳、七島藺(しちとうい)

本物の琉球畳と称される、七島藺草を使用した琉球畳。
日本人の1割も知らない、幻の畳です。

この畳を手にできるのは、年間0.000075%の住宅のみ。*1
知っておいて損はない、日本伝統の畳です。


七島藺とは?

『七島藺(しちとうい)』は、大分県の国東地方だけで生産されているイネ目カヤツリグサ科の植物を指します。
似たもので「い草」がありますが、これは形状などに違いがあり、い草の断面が丸いのに対し七島藺は三角の形をしているのが最も特徴的な違いです。
江戸時代前期頃から生産が盛んになり、昭和30年頃は、年間5,000,000枚以上の生産がありました。

■七島藺の魅力
手織りならではの、力強さや自然さが魅力的です。
天然草特有の整いすぎない色むらも、温かみと落ち着きを感じさせてくれます。

ほかにも、七島藺はい草と比べ非常に丈夫で、
樹脂製の畳に切り替わるまで、柔道用の畳にも多く使われていた経歴もポイントでしょう。
(東京オリンピックでも、柔道会場となる日本武道館で七島藺の畳が使われていました)
しなやかさも弾力も申し分なく、まさにヘリなし畳のための素材です。

■なぜ、幻なのか
ではなぜ、年間5,000,000枚以上もの生産があり、い草よりも丈夫でヘリなし畳に最適にもかかわらず、七島藺草が現在では希少なものとなってしまっているのか…

大きな原因は、手織り、というところです。

手織りは大変な魅力ですが、なんと、1農家で1日1~2帖程度しか作れません。
機械化が進む世の中、伝統的な手作業となるため人も増えず、今では大分県国東地方に5軒程度の農家さん(しかも高齢の方ばかり…)がいるのみとなっています。
現在、年間生産量は3,000帖程度。少ないです。
(*1仮に8帖のお部屋だとすると、この生産量では0.000075%の住宅にしかいきわたらない計算)
歴史があり人気も高く、耐久性も申し分ないお品物ですので、担い手の方が増えることを祈るばかりです。

先日、この幻の畳をお使いいただきました


白い壁、木製のテーブルという落ち着いた雰囲気が、天然らしい畳の落ち着きを引き出しています。
扉を締め切ることで、非日常的な雰囲気となるのもポイントが高いです。

七島藺をご注文の際の注意点

こちらの七島藺の畳をご注文の際に、ご注意いただきたい点がございます。
・時価となります
・生産数が限られておりますため、ご注文後、お待ちいただく場合がございます(時期や在庫により、仕入れまでに3ヶ月以上かかる場合もございます。受注生産のため、キャンセルは承れませんのでご了承ください)
・天然の草を使用し、手織りでお作りしております 色むら・品質の差などがございますことご了承ください
・実物サンプルがございません(希少品のため、ご了承ください)
・基本、新調(畳床からお作りする形)での対応となります

 ご注文を検討される際には、以上をご理解・ご了承ください。

大変貴重な七島藺、高級感・プレミアム感は畳の中でも最上級の物です。
当社では、今回の七島藺のほかにも、柄付きの畳からごく普通の畳まで幅広く取り扱っております。
お探し物などありましたら、お気軽にご連絡ください。

お問い合わせ・HPなど

■有限会社 カネコプランニング / カネコ畳工房
■417-0061 静岡県富士市伝法1019
■TEL 0545-32-7093
■8:00~18:00(日曜、祭日休業)
http://kaneko-tatami.com/

■店舗・オフィス・住宅空間プロデュース http://www.kaneko-ds.com
■内装・外装リフォーム(壁紙・クロス・床の張り替え、水周り、塗装、屋根) http://kaiteki-r.com

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