伊東陽介プロのご紹介
長く住み続けたいわが家。その思いに応える丁寧な家づくり。(3/3)
今後は、地域の家づくりを支える若手の育成も。
小学生の頃、自宅をリフォームした際、ノミやカンナを使って家を作り上げていく大工さんの姿を見て「将来は大工になりたい」と憧れたという伊東さん。もともと物を作るのが好きだったこともあり、高校卒業後、建築関係の専門学校を経て、大工の親方に弟子入りします。
最初は掃除ぐらいしかさせてもらえないという厳しい職人の世界。とはいえ、それも親方や先輩を見ながら、仕事の流れや意味を覚えていく、大工にとっては「必要な時間」だと伊東さんはいいます。8年前に独立し、一昨年には事務所と工場を持った伊東さんは、今後若い大工を育てたい、という思いを抱いています。
「ひと昔前は、地域で家を建てる大工や地元の工務店がたくさんあり、家の相談はそういう人たちにしていました。でも今、家の構造を分かって、技術を持っている大工が本当に少なくなっています。今後、地域の家づくりを担っていく若い大工を育てたいですね」
自分の頭の中のイメージが形になって完成していく楽しさ。技術を磨くことで、どんどん面白くなっていった自分自身の経験と照らし合わせて、後進を育てたい、と話します。
「器用・不器用は関係ありません。すぐにできることではもちろんありませんが、5年、10年とあきらめずに続けることで、必ず家を建てられるようになります。家づくりを通じて、大工という仕事の魅力を伝えられるといいですね」
(取材年月:2017年9月)
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