寺田欽一プロのご紹介
経済的で安心の天然ミネラルウオーター。井戸水の魅力を伝えたい。(2/3)
確かな工事と水質検査で井戸水を供給
まず井戸を掘ってほしいという依頼を受けると、寺田さんはまず住所を確認します。これまでの経験や知識から、静岡県中部の、どのあたりは水が出るか、出にくいか、すぐに分かるのだといいます。地域によって掘る深さは20~60mと幅があり、掘り方も異なるそうですが、工事開始から井戸水が使えるようになるまでは約2週間。「最初は濁ることが多いので、受け渡し後、日常生活にご迷惑をかけないようにしっかり仕上げをしてからお引き渡しします」
井戸水を日常に使うとき、もっとも気になるのは水質と衛生面です。寺田さんはこの仕事を始めた当初から必ず、厚生省が定める13項目の水質検査(飲食店で使う場合は26項目)を課しています。施工業者に義務付けられているわけではない検査を欠かさない理由は「毎日人の口に入るものなので安心して使ってほしいから」。
「水が出ればそれでいい、ではないんですね。毎日そこで家族が暮らし、親子で楽しく食卓を囲む。そこにおいしい水があって、家族みんなで喜んでいただく。そう考えると、いいかげんなことはできないんです」
実は井戸のトラブルは意外と多く、水質が悪い水で受け渡されてしまったり、掘削深度が浅いために枯渇してしまったり濁った水が出て困る、という相談も寺田さんのもとに持ち込まれるのだそう。「ちゃんと掘れば、いい水が出るのに…というケースもありますね」
そういうトラブルも井戸離れの一因では、と寺田さんは考えています。「経験や専門知識がないまま井戸を掘り、結果、井戸に対していいイメージを持たない方がいらっしゃったらとても残念なこと。井戸はきちんと掘れば長く使えるものなんです。本当のよさを知っていただきたいですね」
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